マンチェスター・シティの財務違反疑惑に関するヒアリングは、9日に終了したようだ。
近年急成長を見せ、プレミアリーグの強豪の1つになったマンチェスター・C。2シーズン前にはチャンピオンズリーグ制覇を含む3冠を達成し、昨シーズンにはプレミアリーグ史上初の4連覇を成し遂げた。
【順位表:プレミアリーグ】
しかし、プレミアリーグが2018年からスタートした財務違反疑惑による調査の結果、115件の違反が見つかったとして告発されることに。クラブ側は不正行為を完全に否定し、9月16日から審問会がスタートしていた。現地の一部メディアや有識者の間では、有罪が証明された場合、マンチェスター・Cは降格処分など重い処分を受ける可能性が高いとも指摘されている。
そして『The Times』によると、約3カ月に及ぶヒアリングが6日にも終了した模様。当初は115件とされたプレミアリーグ財務規則違反容疑だが、現在は130件の違反容疑へと増えているという。
具体的な規則違反の容疑としては、9シーズンにわたり正確な財務情報を提供しなかったこと、2009年~2013年までの4シーズンにわたりロベルト・マンチーニ元監督の給与の詳細を提供しなかったこと、2010-11シーズン~2015-16シーズンまでの6シーズンにわたりMFヤヤ・トゥーレを含む選手の報酬の詳細を提供しなかったことなどが含まれている模様。また、2018-19シーズン~2022-23シーズンまでの5シーズンにわたり、調査に協力せず、必要な書類を提出しなかったことでも告発されているようだ。
『The Times』は、これらの告発について重い減点や降格処分の可能性も含め「1月末までに運命を知ることになるかもしれない」と予想している。しかし法律関係者は、マンチェスター・C側が上訴することはほぼ確実であり、その上訴が完了するまでに6~8カ月はかかると語ったようだ。判決は来シーズンまで長引くとも指摘されている。
なおマンチェスター・C側は「反論の余地のない証拠」があると主張しているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d34f781a9c8ff072806c9891f0acd2ac40eb48f8
続きを読む
Source: サカサカ10
コメント