元日本代表GK権田修一(35)が15日、フジテレビの「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演。J1初昇格で3位に入った町田ゼルビアの快進撃に言及した。
まずは自身の去就について言及し「今シーズンでエスパルスを去ることは決まってます」とJ2清水を今季限りで退団することを改めて報告。「サッカーって契約なので、何年契約って形なので今年で契約が終わるタイミングでクラブとも話して、僕自身、もう一度海外でプレーしたい夢があるのでそれを追うために。僕自身も納得して今シーズンまで。日本代表でもう一度W杯行きたいので」と語った。
その後、MCの東野幸治が、町田が快進撃で3位に入った一方で、ロングスローやPK直前にボールに水をかけるなどプレースタイルに批判的な声も寄せられていると権田に問いかけた。
権田はPK直前のボールに水をかける事について「これは僕自身は一種の験担ぎみたいなものじゃないかと思ってて、ボールが濡れているから僕らゴールキーパーがやりづらいってのは正直あまり…。雨の日はボール濡れてますし、あまり変わらないのかなって」と意に介さないとした。
また、「ロングスローとか新しい事をやったりとか、タフにボール際で激しくやるチームなので、少しファウルが多かったりとか、そういうのもあるチームなので少しマイナスに取られがちですけど、勝つためにしっかり戦術的に黒田監督が落とし込んでいろいろとやっている」と指摘。「僕はこれは全然問題ないんじゃないかなと思いますし、それ(批判的な声)を止められない方が逆に問題かな」と言い切った。
そして、強豪校・青森山田の監督からプロの監督に転身した黒田監督について「初めてのパターンですよね。シンプルに黒田監督がすごいと思います」と称賛。「僕がエスパルスに入ってから、何度かキャンプに視察に来られたり。青森山田の監督をやってたんですけど、常に新しいもの常にレベルの高いものを見たいって高校サッカーの監督なのにプロの練習見に来て勉強熱心」と称えた。
さらに「高校生は先生と生徒なので“こうしなさい”“はい”って(指導を素直に)聞くじゃないですか。プロになると、実績ある選手、外国籍の選手、文化が違う選手もいる中で、高校と同じ事、それ以上の事を徹底させられることが(すごい)」と続け「普通に考えたら“高校の監督でしょ?”ってテンションで、外国籍の選手なんかはむしろ“プロの監督やったことないの?”って普通は聞かない」と指導者としてなめられるリスクもある中、きちんとチームとして同じ方向を向いて強くなっていった点を称賛した。
就任1年目の昨季、「いきなり強くて町田が」とJ2で黒田新監督の下、町田が初優勝してチームをJ1昇格に導いた。「キャンプでもJ1チームをばたばた倒して、選手もそれで信じられたんでしょうね」とすぐに勝利という結果を出したことで選手も黒田監督ならついて行けると判断したのではと分析した。
スポニチ
https://news.yahoo.co.jp/articles/39b0ce0bacce91203a5ade9220a086d3ddfa51ba
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Source: サカサカ10
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