デフサッカー日本代表が世界一に王手!! 絶対王者・トルコら下して初の決勝進出、あす決戦

デフサッカー日本代表が決勝進出
 デフサッカー日本代表は4日、マレーシアで行われている世界選手権の準決勝でエジプトと対戦し、4-1の勝利で決勝進出を果たした。あす、世界一をかけた決勝が行われる。

 デフサッカーは聴覚に障がいのある選手を対象とした競技で、補聴器の着用が認められないことから「音のないサッカー」とも呼ばれている。世界選手権は2008年に第1回が行われ、以降4年に一度開催されている。今大会は新型コロナウイルスの影響で16年大会以来、7年ぶりの開催となった。

 日本はベスト4入りを目標に大会に臨むと、グループリーグを3位で通過。決勝トーナメント1回戦は2連覇中の強豪・トルコを2-0で下し、同ラウンド初勝利となる金星を掴んだ。続く準々決勝ではGLで敗れたフランスに1-0で競り勝ってリベンジを果たすとともに、目標のベスト4入りを達成。そして4日の準決勝・エジプト戦では延長戦に及ぶ激闘もFW岡田拓也のハットトリックなどで制し、ついに世界王者に王手をかけている。

 日本は大会を前にした7月、元国際審判員の家本政明氏を主審とし、槙野智章氏が監督を務める社会人チーム・品川CCセカンドとの交流試合を行うなどしてチームを強化してきた。また、日本サッカー協会(JFA)は今回の世界選手権より、デフサッカー日本代表が着用するユニフォームをサッカーA代表と同じデザインとすることを決定。主将のGK松元卓巳はJFAを通じ、「やっとSAMURAI BLUEと同じ三足烏のエンブレムと日の丸を背負い戦えることに感無量です」と喜びを伝えていた。

 注目の決勝ではウクライナと対戦する。日本時間7日の午後5時30分より行われ、「Malaysian Deaf Sports Association」のYouTubeチャンネルで生配信される。


Source: 国内リーグ

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