第103回全国高校サッカー選手権
矢板中央高(栃木)
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▼全国大会日程
1回戦 vs.岡山学芸館高(岡山)
■出場回数
2年連続14回目
■過去の最高成績
3位(09、17、19、20年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場13回(最高成績=8強)
■監督
高橋健二
■主将
DF佐藤快風(3年)
■今季成績
[インターハイ](全国3回戦敗退)
県決勝 1-0 佐野日大高
全国2回戦 1-0 駒澤大高
全国3回戦 0-0(PK4-5)青森山田高
[リーグ戦]
プリンスリーグ関東1部4位(11勝2分5敗)
[新人戦](県優勝)
県決勝 3-1 國學院栃木高
■予選成績
4回戦 13-0 茂木高
準々決勝 7-0 宇都宮白楊高
準決勝 5-0 足利大附高
決勝 1-1(PK4-3)國學院栃木高
■都道府県予選準決勝布陣
[3-5-2]
堀内凰希 加藤神人
■予選取材記者(松尾祐希記者)チーム紹介
今までとは異なるチームカラー。貪欲にゴールを目指すチームに
青森山田高にPK戦で敗れた夏のインターハイは16強、プリンスリーグ関東1部では上位争いを展開するなど、今季も確実に結果を残してきた。
その一方で今季のチームカラーは今までとは異なる。矢板中央の伝統は“堅守”。しかし、より高みを目指すべく、新チーム立ち上げ当初から攻撃的な布陣の導入を決断した。4-4-2のシステムを3-5-2に変更し、ウイングバックのプレーヤーもSBタイプではなく、サイドハーフでプレーできる攻撃的な選手を配置。アンカーには決定力とパスセンスを兼備するMF田中晴喜(3年)、インサイドハーフにも技巧派のMF平野巧(2年)、推進力に秀でたMF渡部嶺斗(3年)を置き、得点力アップを目指して新たなスタイルの構築を目指した。
その成果は現れ、リーグ戦では複数得点を奪う試合が増加。失点数は増したものの、撃ち合う姿勢を崩さずに貪欲にゴールを目指すチームに生まれ変わった。
伝統のセットプレーや球際の強さは例年通り。Aチームはプリンスリーグ関東1部、Bチームは県リーグ1部に籍を置き、「選手層も厚くなった」(高橋健二監督)。GK藤間広希(3年)、キャプテンのDF佐藤快風(3年)を軸に伝統の堅守を取り戻せれば、上位進出も夢物語ではない。
目指すは20年度以来の4強入りだ。
■予選取材記者(松尾祐希記者)注目選手
・FW堀内凰希(3年)
10番は機動力献身的なプレーでチームを牽引
「2年次から10番を背負い、機動力と献身的なプレーでチームを牽引する。155cmの小柄な身体を目一杯使い、相手の懐に潜り込んでチャンスに関与。守備では高い位置から前田大然を彷彿させるようなスピードで相手を追い回す。チームに欠かせない頼れる10番が矢板中央の命運を握る」
・MF田中晴喜(3年)
決定力を備えた守備的MF
「高校1年次まではストライカーでプレーしていたレフティは今季からアンカーに転向。長短降り混ぜたパスで攻撃の起点となり、守備では強度の高いプレーでチームを支える。決定力も高く、今予選の準決勝ではハットトリックを達成し、決勝でも同点ゴールをマーク。守備的MFとは思えない決定力も魅力の一つだ」
・GK藤間広希(3年)
運動能力はピカイチ。U-18日本代表の守護神
「ブラジルにルーツを持つ守護神は今年1月にU-17日本高校選抜候補に選出され、10月にはU-18日本代表のスペイン遠征に参加。同年代トップレベルの仲間から刺激を受け、上のステージを見据えて意識が高まった。木村大地GKコーチも『顔つきが良くなった』と評し、食事面や練習への取り組み方も変化。セービング能力が高く、運動能力もピカイチのGKから目が離せない」
■登録メンバーリスト
1 GK 藤間広希(3年=NPO AC等々力)
12 GK 金沢楓(2年=石川町立石川中)
30 GK 福岡知典(3年=FC Consorte)
2 DF 佐藤快風(3年=足立区立第十三中)
3 DF 永井健慎(2年=大宮アルディージャU15)
4 DF 小倉煌平(3年=FRIENDLYジュニアユース)
13 DF 岡部秀裕(3年=足利・両毛ユナイテッドFC)
21 DF 坂井礼努(3年=チームスポルトやちよ)
22 DF 山村瞳輝(3年=ジェファFC U-15)
23 DF 清水陽(3年=大宮西カリオカFC)
28 DF 石井琉偉(1年=鹿島アントラーズジュニアユース)
5 MF 田中晴喜(3年=GRANDE FC)
6 MF 外山瑛人(3年=横浜ジュニオールジュニアユース)
7 MF 平野巧(2年=FC Gois U-15)
8 MF 井内哲心(3年=プルミエール徳島SC)
9 MF 渡部嶺斗(3年=unionsportsclub)
14 MF 石塚遥真(3年=FC LAVIDA)
15 MF 中島漣音(3年=FC Plaisir)
16 MF 大澤悠舞(2年=クマガヤSSC)
17 MF 黒崎泰良(3年=矢板SC)
20 MF 浜谷玲玖(2年=スプレッド・イーグルFC函館)
24 MF 石塚健心(3年=上州FC高崎)
25 MF 宍戸真人(3年=横浜ジュニオールジュニアユース)
26 MF 池田拓歩(3年=GRANDE FC)
10 FW 堀内凰希(3年=AC長野パルセイロU-15)
11 FW 朴大温(3年=矢板SC)
18 FW 山下魁心(3年=FC岐阜U-15)
19 FW 加藤神人(3年=ガンバ大阪門真ジュニアユース)
27 FW 古田弥祿(2年=NPO AC等々力)
29 FW 竹内麻廷有主(1年=ディアブロッサ高田FC)
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Source: 大学高校サッカー
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