[1.27 練習試合 日本高校選抜候補 5-7 東京国際大]
日本高校サッカー選抜候補は選考合宿3日目の27日、東京国際大(関東大学L1部)と30分×4本のトレーニングマッチを行って合計5-7で敗れた。1本目は2-2、2本目は1-1、3本目は2-1、4本目は0-3となった。
1本目はGKギマラエス・ニコラス(市立船橋高/3年)がゴールを守って右SBにDF新垣陽盛(神村学園高/3年)、左SBは昨晩に合流したDF布施克真(日大藤沢高/3年)。DF奈須琉世(流通経済大柏高/3年)とDF山禄涼平(東福岡高/3年)のCBコンビで中央を固めた。2ボランチはMF大谷湊斗(昌平高/3年)とMF畑拓海(大津高/3年)。右サイドハーフはMF柚木創(流通経済大柏高/3年)、左サイドハーフはMF黒沢佑晟(前橋育英高/3年)で、2トップはFW森田晃(帝京高/3年)とFW加藤隆成(帝京大可児高/3年)が並んだ。
開始2分、布施が左サイドから中央の柚木にパスを通してチャンスメイク。柚木はややドライブ気味のシュートを放つも、東京国際大GK大畑神唯(3年=JFAアカデミー福島U-18)の正面に飛んだ。すると8分、東京国際大FW古谷柊介(2年=日体大柏高)のパスでFW大木海世(1年=柏U-18)がPA内に侵入し、そのままゴールに流し込んで東京国際大に先制点が生まれた。
それでも日本高校選抜候補は12分、柚木が右サイドから上げたクロスを加藤が頭で合わせて同点。14分には相手のCKからカウンターを仕掛け、畑のロングフィードを柚木が巧みなトラップで収めて決定機に。シュートは枠の上に外れたが、逆転に向けてリズムを作った。そして勢いそのまま24分、相手DFがロングボールの処理を誤ったところを森田が見逃さず、逆転弾を決めた。
ただ29分、柚木が自陣でDF塚原崇人(2年=宇都宮短大附高)にボールを奪われると、塚原のクロスを収めた大木に2点目を決められ、最初の30分は2-2で終了した。
2本目は黒沢と山禄が連続出場し、柚木はボランチに移動。GK加藤慶太(流通経済大柏高/3年)を最後尾に右SBはDF田中佑磨(佐賀東高/3年)、左SBはDF上原悠都(昌平高/3年)。CBには新たにDF岡部タリクカナイ颯斗(市立船橋高/3年)が入り、右サイドハーフはMF大内完介(尚志高/3年)、柚木と組むボランチはMF鈴木悠仁(神村学園高/3年)となった。2トップはFW佐藤耕太(前橋育英高/3年)とFW山下景司(大津高/3年)のコンビで臨んだ。
2本目も東京国際大が先に得点した。9分、ゴール正面やや右からのFKを塚原がゴール左に直接決めた。一方の日本高校選抜候補は13分、柚木からの浮き球に大内が反応。GKとの1対1を制して再び追いついた。
一進一退の攻防が続く中、17分に柚木に代わって布施が、25分に黒沢に代わってFW山野春太(流通経済大柏高/3年)がピッチへ。山野は右サイドハーフに入り、大内が左サイドハーフにポジションを移した。終盤には山下のキープを起点にゴールに迫るも、シュートには持ち込めず。2本目もタイスコアで終了した。
3本目はGK藤間オタビオ広希(矢板中央高/3年)がゴールを守り、最終ラインは右からDF森奏(堀越高/3年)、DF五嶋夏生(大津高/3年)、DF佐藤夢真(流通経済大柏高/3年)、DF鵜澤浬(静岡学園高/3年)の4人。MF砂押大翔(帝京高/3年)とMF福本一太(阪南大高/3年)の2ボランチを軸にMF原星也(静岡学園高/3年)が右サイドハーフ、MF神渡寿一(東福岡高/3年)が左サイドハーフを担当した。2トップはFWオノノジュ慶吏(前橋育英高/3年)とFW粕谷悠(流通経済大柏高/3年)の2人になった。
一方の東京国際大は今年度の選手権優秀選手であるDF大坪聖央(新1年=東福岡高)など、高卒新入部組が多くピッチに立った。
5分、オノノジュが前線で相手より早く浮き球に触れて抜け出してGK小副川虎之介(3年=鹿島学園高)と1対1になったが、シュートはGKをかすめてクロスバーに阻まれた。11分には原のクロスを粕谷がニアサイドで合わせるも、枠を捉えられなかった。
攻勢を強めると13分、五嶋のロングフィードに反応した粕谷がシュートコースを狭めてきた相手DFを股抜きシュートでいなし、ゴールを奪った。続く15分、神渡が左サイドからカットインし、PAの手前から右足一閃。ボールは相手に当たりながらもゴールに吸い込まれ、リードを広げた。
一方の東京国際大は17分、大坪のスルーパスからFW山本将太(新1年=磐田U-18)がゴールネットを揺らして1点差に。26分にはMF別府育真(新1年=青森山田高)がPA内からシュートを放つも、藤間の好ストップに遭った。
終了間際の29分には藤間が相手のシュートに好反応を見せて弾くと、こぼれ球に反応した山本のシュートは五嶋がゴール前で決死のブロック。そのまま3本目が終わり、合計5-4となった。
最後の4本目は3本目のメンバーを軸に藤間に代わってGK藤原優希(前橋育英高/3年)、森に代わって新垣、神渡に代わって山野、オノノジュに代わってFW大石脩斗(鹿児島城西高/2年)が出場。原が左サイドに移り、山野は右に入った。
4本目は東京国際大が押し込む展開となった。4分に古谷が決めると、5分にはFW小西利空(2年=小山南高)が立て続けに放ったシュートのこぼれを大木が押し込んで逆転。13分には小西がPA内左ファーサイドのゴールネットへ流し込み、リードを広げた。
日本高校選抜候補はオノノジュ、神渡、鈴木が途中出場。終盤には山野が最終ラインに抜け出すシーンもあったがオフサイドとなり、4本目は無得点で終了。合計スコアは5-7となった。明日の最終日はU-17日本高校選抜候補と対戦する。
(取材・文 加藤直岐)
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Source: 大学高校サッカー
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