[1.28 練習試合 日本高校選抜候補 4-0 U-17日本高校選抜候補]
日本高校サッカー選抜候補(U-18世代)とU-17日本高校選抜候補は静岡県で開催した選考合宿最終日の28日、25分×4本形式の練習試合で直接対決を行った。U-18候補が3-0、1-0、0-0、0-0の合計4-0で勝利し、貫禄を示した。
兄貴分のU-18候補は1本目、GK藤原優希(前橋育英高/3年)を最後尾に右からDF新垣陽盛(神村学園高/3年)、DF奈須琉世(流通経済大柏高/3年)、DF山禄涼平(東福岡高/3年)、DF上原悠都(昌平高/3年)の4バック。MF柚木創(流通経済大柏高/3年)が右サイドハーフを、MF黒沢佑晟(前橋育英高/3年)が左サイドハーフを務めた。2ボランチにMF布施克真(日大藤沢高/3年)とMF畑拓海(大津高/3年)、2トップにFW森田晃(帝京高/3年)とFW加藤隆成(帝京大可児高/3年)が並んだ。
対するU-17候補はGK松田駿(青森山田高/2年)がゴールを守り、SBはDF瀧口眞大(前橋育英高/2年)が右、DF竹ノ谷優駕(前橋育英高/2年)が左に入る前橋育英高コンビとなった。CBはDF中野陽斗(神村学園高/2年)とDF村上慶(大津高/2年)の2人。ボランチにはMF福島和毅(神村学園高/2年)とMF柴野快仁(前橋育英高/2年)が起用され、MF白井誠也(前橋育英高/2年)が右サイドハーフ、MF安藤晃希(流経大柏高/2年)が左サイドハーフを務めた。トップ下はMF和食陽向(帝京長岡高/1年)で、最前線にはここまでU-18候補として活動していたFW大石脩斗(鹿児島城西高/2年)が抜擢された。
U-18候補が攻め込む展開になった。5分、新垣が高い位置でスライディングタックルを決めて2次攻撃を仕掛けると、新垣のクロスを森田が頭で折り返し、最後は黒沢がゴール前で押し込んで先制に成功した。続く7分、中盤で球際の争いを制すると黒沢のスルーパスに柚木が反応。GKとの1対1でゴール左隅に流し込んで2点差とした。
U-17候補は大石のポストプレーやドリブルを得意とする白井、安藤の両翼を中心に敵陣まで入るもシュートには持ち込めない。21分には柚木のスルーパスで黒沢に最終ラインの背後を取られ、3失点目を喫した。一矢報いるべく24分、安藤がドリブルでカットイン。相手に止められたこぼれを福島がペナルティエリア外からシュートしたが、GKの正面に飛んだ。1本目は3-0でU-18候補が制した。
ゴールラッシュとなったU-18候補は2本目、GKギマラエス・ニコラス(市立船橋高/3年)が入ってフィールドプレーヤーの10人は1本目と同じメンバー。U-17候補はGK仲七璃(帝京長岡高/1年)、右SB陶山響(桐光学園高/2年)、CB塩田航央(東海大相模高/2年)、CB齊藤空人(鹿島学園高/2年)、左SB萩原慶(桐光学園高/1年)で、ボランチにMF湯月哲大(米子北高/2年)とMF佐々木悠太(神村学園高/2年)の2人が入った。右サイドハーフはMF万代大和(岡山学芸館高/2年)、左サイドハーフはMF宮本周征(帝京高/2年)。FW篠塚怜音(静岡学園高/2年)をトップ下にFW伊藤湊太(京都橘高/2年)が最前線で構えた。
立ち上がりはU-17候補が敵陣で試合を進めた。一方のU-18候補は8分、布施のパスを受けた加藤がゴールネットを揺らすもオフサイドで得点にはならず。直後にCB佐藤夢真(流通経済大柏高/3年)、右サイドハーフとしてFWオノノジュ慶吏(前橋育英高/3年)、FW山野春太(流通経済大柏高/3年)、FW佐藤耕太(前橋育英高/3年)が交代でピッチに入った。
するとU-18候補は19分、山野のプレスでボールを奪ってオノノジュ、布施、佐藤耕と繋いでPA内に侵入。佐藤耕が右足アウトサイドで出したボールをオノノジュが左足で収め、相手を背負いながら反転して右足を振り抜く豪快な一発でゴールネットを揺らした。点差を広げられたU-17候補は25分、佐々木が敵陣PA内で粘り、最後は宮本が左足で強烈なシュート。ボールはゴール左隅に飛んだが、GKニコラスのスーパーセーブに阻まれてタイムアップ。U-18候補が4-0でリードして折り返した。
3本目のU-18候補はGK加藤慶太(流通経済大柏高/3年)がゴールを守って右SB田中佑磨(佐賀東高/3年)、CB岡部タリクカナイ颯斗(市立船橋高/3年)、CB佐藤夢、左SB鵜澤浬(静岡学園高/3年)の4バック。MF鈴木悠仁(神村学園高/3年)とMF福本一太(阪南大高/3年)の2ボランチにMF大内完介(尚志高/3年)が右サイドハーフ、MF原星也(静岡学園高/3年)が左サイドハーフを担当した。前線はFW粕谷悠(流通経済大柏高/3年)とFW山下景司(大津高/3年)の2トップになった。
U-17候補はGK有竹拓海(静岡学園高/2年)、右SB咲本大(近畿大付高/2年)、CB大石蓮斗(札幌大谷高/2年)、CB熊野俊典(米子北高/1年)、左SB篠崎健人(市立船橋高/1年)が守備陣を組み、ボランチはMF平野巧(矢板中央高/2年)とMF樺山文代志(興國高/2年)。MF玉山煌稀(履正社高/2年)が左サイドハーフ、MF根木翔大(尚志高/2年)が右サイドハーフ。前線はFW三鴨奏太(堀越高/2年)とFW若槻大雲(立正大淞南高/2年)が並んだ。
6分、U-18候補の大内がPA内の粕谷に繋ぎ、粕谷が左足シュート。これは枠の上に飛んだ。U-17候補は13分、右CKを咲本が頭で合わせるも枠を逸れた。U-18候補もCKでゴールに迫った。19分、右CKを田中がヘディングシュートで反応すると、ボールは左ポストを直撃。こぼれ球に反応した山下のシュートは枠を捉えられなかった。
3本目は両チームともに得点なく、合計4-0のまま終了。リードするU-18候補は4本目にGK藤間オタビオ広希(矢板中央高/3年)が出場し、DF五嶋夏生(大津高/3年)とDF森奏(堀越高/3年)のCBコンビ。右SBを佐藤夢、左SBを田中が務めた。2ボランチは福本とMF砂押大翔(帝京高/3年)で、右サイドハーフはMF原星也(静岡学園高/3年)、左サイドハーフはMF神渡寿一(東福岡高/3年)。2トップは引き続き粕谷と山下のコンビで臨んだ。
追いかけるU-17候補はGK村上葵(大津高/2年)がゴールを守って右SBをDF萩原慶(桐光学園高/1年)、左SBを陶山が担当。塩田と齊藤のCBコンビでゴール前を堅めた。2ボランチは佐々木とMF平林尊琉(前橋育英高/2年)。右サイドハーフは白井、左サイドハーフは伊藤でFW小泉ハーディ(日体大柏高/2年)とFW大森風牙(高川学園高/2年)の2トップになった。
U-17候補は5分、大森がミドルレンジから無回転シュートを試みるもミートしきれず、枠の左に逸れていった。9分にはU-18候補がゴール正面やや右からのFKを獲得。山下が蹴ったボールはわずかに浮き、枠の上に外れた。
14分に両チームが選手交代。U-18候補は鵜澤、山野、大内が、U-17候補は安藤と宮本がピッチに送り込まれた。途中出場の宮本は18分、ドリブルで持ち運んで左サイドを駆け上がる陶山に展開し、そのままゴール前に走り込む。陶山のクロスを頭で合わせたが、枠の右に外れた。その直後、山野が左肩付近を痛め、交代で退いていた山下が再びピッチに入った。
U-17候補は25分、萩原が右サイドを突破して上げたクロスに大森が飛び込んだが、福森のスライディングに阻まれて得点ならず。そのままタイムアップとなり、U-18候補が4本合計4-0で勝利した。
(取材・文 加藤直岐)
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Source: 大学高校サッカー
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