オセール(フランス2部)は28日、トゥールーズ(フランス1部)のFWオナイウ阿道(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「45」に決定。契約期間は3シーズンとなる。
正智深谷高出身のオナイウは2014年にジェフユナイテッド千葉でプロキャリアをスタートさせ、2017年に浦和レッズへ完全移籍。レノファ山口FC、大分トリニータへの期限付き移籍を経て、2020年に横浜F・マリノスへ完全移籍で加入した。
2021年7月には初の海外挑戦としてトゥールーズへ。2021-22シーズンにリーグ戦10ゴールの活躍を見せ、1部昇格に貢献した。昨季はリーグ戦34試合の出場で2得点を記録。クープ・ドゥ・フランスでは途中投入だった決勝を含む3試合に出場し、優勝を経験した。
また、2021年6月に日本代表デビューを飾り、これまで国際Aマッチ通算3試合に出場して3ゴールを挙げている。
オセールは昨季に11年ぶりの1部復帰を果たしたが、17位で2部降格。今季はここまで4試合を消化し、勝ち点5で9位に位置している。
クラブは公式サイトで「特にアタッキングサードにおけるチームのさらなる強化を図っている」とし、「全ての攻撃的ポジションでプレーできる阿道は、リーグ戦に関する知識、パワー、得点感覚を私たちの攻撃にもたらすだろう」と期待を寄せた。
一方、トゥールーズも同日に公式サイトで「数日後に移籍市場が閉まる中、トゥールーズとオセールは、オナイウ阿道の移籍で合意に達した。2021年夏に横浜F・マリノスからやってきたオナイウは、フランスのオセールで新たな挑戦をすることになる」と発表。「オナイウは、彼が以前輝いていたリーグに戻ることになる。トゥールーズは、彼が私たちのチームの下で過ごした年月に心から感謝し、これからも彼とオセールの大きな成功を祈っている!」とエールを送った。
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Source: 海外サッカー
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