守備的ポリバレント性にも期待「色んなポジションができるのは強み」、U-20日本代表DF桒原陸人は“想定内”の貴重なピースに

DF桒原陸人
 短期決戦で大きな強みを生かしていく。U-20日本代表はAFC U20アジアカップのグループリーグ初戦でタイに快勝。DF桒原陸人(明治大)はハーフタイムで投入されると右SBを務めた。「後半の頭から45分出られたので、コンディションはすごく上がってきている」と好調さをアピールした。

 ベスト4進出でU-20ワールドカップ出場が決まる今大会。アジアの舞台で激しい連戦が予想されるなか、14日の初戦でタイを3-0で破り、勝ち点3を手にした。次戦で勝利すれば、他会場の結果次第でグループリーグ突破。対するシリアは昨年3月のヨルダン遠征でも戦い、2-2で引き分けた相手だ。

 ヨルダン遠征に参加した桒原は、シリアの印象について「4-3-3でウイングがすごく張ってきて、スピードがあるイメージ」と解説。相手のDFラインからのロングボール多用が予想されるが、最終ラインの一角として対角からのボールはしっかり跳ね返すつもりだ。

 ガンバ大阪ユース時代にはSBとしてルヴァンカップや天皇杯にも出場した。船越優蔵監督体制ではさまざまなポジションでもプレー。U20アジア杯直前の国内合宿では左SBやボランチも試されていた。短期決戦では重宝されるポリバレント性に、桒原も自信をのぞかせる。

「SBは右も左もやるし、代表に来たらボランチもやることがある。3バックだったらその一角もやることがある。怪我人や体調不良者など色んなアクシデントもあるとは思うので、色んなポジションができるのはひとつ強み。柔軟に対応しながらという役割だと思う」

 船越監督も「ザ・中東」と語るシリアのカウンターサッカーに、桒原も冷静に対応するつもりだ。「すごくラフに入れてきて、距離感が悪くても一発という感じ。全然日本と違う」。何が起きるかわからない戦いを“想定内”にするピースとして、桒原の活躍にも期待が懸かる。

(取材・文 石川祐介)


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Source: サッカー日本代表

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