鈴木彩艶が“ゴール確信”シュートを超絶ダブルセーブ!! 左隅突くボールに好反応、素早く起き上がり2発目も驚異的死守

圧巻セーブ
[2.16 セリエA第25節 パルマ 0-1 ローマ]

　パルマのGK鈴木彩艶が16日、セリエA第25節のローマ戦で圧巻のスーパーセーブを連続で見せた。試合は0-1の惜敗に終わったが、地元メディアからはチーム内最高評価を与えられている。

　パルマは前半29分にDFジョバンニ・レオーニが決定的な得点機会の阻止で一発退場になると、このプレーで与えたFKをFWマティアス・スーレに決められた。鈴木も見送るしかない完璧なコースを捉えたキックで1点ビハインドとなり、0-1で試合を折り返した。

　後半6分には大きなピンチが訪れたが、鈴木がチームを救った。スーレにペナルティエリア内右を突破されてシュートを放たれるも、鈴木はゴール左隅に向かうボールを右手で弾く好セーブ。しかしこぼれ球がゴール前ファーサイドに走り込むMFアナス・サラー・エディンのもとへ転がった。サラー・エディンはシュートを打つとそのまま得点を確信するかのようにタッチライン側へ走り出す中、鈴木が素早い起き上がりから右手で掻き出す超絶セーブ。ゴールラインギリギリで防ぎ、追加点を許さなかった。

　鈴木は後半13分にも、MFロレンツォ・ペッレグリーニがゴール左隅を狙ったミドルシュートを好セーブで防ぐ活躍を見せた。そのまま0-1の敗戦に終わったが、『スポーツ・パルマ』は「至近距離からのシュートを奇跡的にダブルで防ぎ、さらに悪い敗戦を回避させた」として鈴木をチーム内最高の7点(10点満点)で高評価。『スカイ・イタリア』も「鈴木に拍手を。驚異的なセーブ」と称えている。

　ファビオ・ペッキア監督は試合後のフラッシュインタビューで「彼にとってプレッシャーのもとでプレーすることは簡単ではない。プレーは称賛に値する。彼のような若者はより良いプレーを続けるために自信が必要だ」と話し、今後の活躍にも期待を寄せた。

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Source: 海外サッカー

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