なでしこJに新たな逸材…18歳MF眞城美春が非公式TMで圧巻デビュー&初ゴール「思う存分プレーした」

MF眞城美春(右)
[4.8 トレーニングマッチ 日本女子 6-1 コロンビア女子 J-GREEN堺]

 非公式のトレーニングマッチながら、デビュー戦で結果を残した。MF眞城美春(日テレ・東京ベレーザ)は初の実戦デビューで後半45分に初ゴール。試合後のフラッシュインタビューで「最後にボールが転がってきて、打ち切って決められたのでよかった」と笑顔を見せた。

 MF浜野まいかがコンディション不良により離脱したことで、5日に眞城の追加招集が発表された。同日の国際親善試合には登録が間に合わずメンバー外。だが、8日に非公式試合として行われたトレーニングマッチでは先発入りを果たした。

 2ボランチの一人でゲームをコントロールしながら、シュートも果敢に狙う。終盤には前目のポジションに移動すると、後半45分にはPA内でボールを収めて右足トゥーキック。相手DFの股を通しながら、威力あるシュートで初ゴールを決め切った。

 今春に高校を卒業した18歳。世代別代表に飛び級で選出され続け、2022年のU-17女子ワールドカップでは15歳でU-17日本女子代表として出場し、2歳上のMF谷川萌々子(バイエルン)と2ボランチでプレーした。24年のU-17アジア杯ではU-17日本女子代表のキャプテンとして躍動。準優勝に終わったが、5試合4得点で大会最優秀選手を受賞した逸材だ。

 今回は追加招集でのわずかな活動期間だったが、フル出場で結果も残した。「急に呼ばれたけど、憧れている選手がいるなかで、思う存分プレーした」と振り返る。決定機を量産したものの「決められなくてやばいな」と焦りもあったが、終了間際にゴール。「まずはWEリーグの一番に、世界でも一番を取ることを目標にやっていきたい」と今後の野心をのぞかせた。

Source: サッカー日本代表

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