プレミアリーグを制覇したリバプールは5日、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの今季限りでの退団を発表した。
1998年10月7日生まれで26歳のアレクサンダー・アーノルドはリバプールの下部組織で育ち、トップチームで公式戦352試合23得点を記録し、8つのタイトル獲得に貢献してきた。リバプール一筋でプレーしてきたものの、現行の契約は今季限りとなっており契約延長には至っていなかった。
退団を決断したアレクサンダー・アーノルドはクラブを通じ、「何よりもまず言いたいのは、決して簡単な決断ではなかったということ。僕はここで20年間を過ごし、一瞬一瞬を愛し、すべての夢を叶え、ここで望んでいたことをすべて実現してきた」と話している。
そして、「20年間、毎日すべてを捧げてきたが、選手としても人間としても、新たな変化、新たな挑戦が必要だと感じるようになった。今こそ、それを実行するのに適切な時期だと思っている」と移籍を決断した理由を明かしている。
「(サポーターに)伝えたいことはたくさんある。何よりも、心から感謝しています。皆さんは初めからずっと僕と一緒にいてくれて、支えてくれた。皆さんからのサポート、愛、これまでしてくれたことすべてに僕はいつも気付いていた。皆さんのその気持ちに応え、僕がクラブのためにできる限りのことをしてきたと感じてくれたら嬉しいです」
「僕はただ、試合に勝ち続けることができることを願っています。僕の決断にまつわる雑音は、我々が今シーズン達成してきた事実から目をそらすものではない。素晴らしいシーズンだったし、その一員になれたことは素晴らしい経験だった。皆さんがこのニュースに長くとらわれず、チームメイトの活躍を祝福してくれることを願っています」
なお、アレクサンダー・アーノルドはレアル・マドリーへの移籍が噂されており、3月下旬には年俸1250万ポンド(約24億円)の5年契約で合意に近付いていることが報じられた。そして、今回の退団を受けて、英『BBC』はR・マドリーに加入する予定だと伝えている。
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Source: 海外サッカー
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