オフ明け直後・久保建英の起用あるか…ソシエダが長崎新スタで前日練習! 開始前には“パシージョ”で祝福

練習後、FWシェラルド・ベッカーと談笑するMF久保建英
 ソシエダは20日、日本ツアーのため長崎空港に来日し、昨年オープンした長崎市の新スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」でV・ファーレン長崎との国際親善試合に向けた前日練習を行った。日本でオフを取っていたMF久保建英が新たにチームに合流。6対6+フリーマン1人のミニゲームも含めたフルメニューに参加し、初日からコンディションの良さを見せた。

 ソシエダは今月7日、新シーズンに向けたチームトレーニングを開始。昨季までBチームを躍進に導いたセルジオ・フランシスコ新監督が新たに就任し、育成組織の選手を多数合流させながらチームづくりを進めてきた。

 その一方、6月の代表活動に参加していた選手たちは十分なオフを取るため、キャンプ参加を遅らせており、久保は日本ツアーからの合流に。そんな久保はこの日、日中にホテルでチームに合流すると、練習前のピッチ上ではチームメートによって作られた花道(パシージョ)をくぐり、母国凱旋とチーム合流への祝福を受けていた。

 練習開始前にはフランシスコ新監督が報道陣の取材に応じ、所属4シーズンを迎える久保について「言葉に表現する必要もないくらいに期待をしている」と信頼を表明。「バケーション中も久保選手とはメッセージのやり取りをしていて、元気だよ、状態は良いよという話を聞いていた。日本ツアーから合流するほうがいいという形を取らせてもらったりなど、いいコミュニケーションが取れている」と明かした。

 また長崎戦での起用については「まだ状態もわからないのでこれから状態を知っていければ」とコンディションには配慮しながらも、「もし彼がプレーできるようだったらしっかりと起用していきたい」と前向きな姿勢を示した。

 久保はソシエダの選手として初来日した昨季オフ同様、ビッグクラブ移籍の噂が浮上している中での来日となった。報道陣からは去就に関する質問も飛んだが、フランシスコ監督は「我々がプロジェクトの目標を達成していく上で非常に重要な選手だと思っている」と存在の大きさを強調。「選手とも良い関係性なので、私自身は非常に落ち着いているし、問題ないと思う」とチーム合流に至った現状を前向きに受け止めていた。

(取材・文 竹内達也)


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Source: 海外サッカー

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