リバプールが幕張で前日練習、ポゼッション布陣&セットプレーを大公開!! 横浜FM戦はサラー、ファン・ダイクに新戦力ビルツ、エキティケら先発か

前日練習を行うFWモハメド・サラー
 リバプールが29日、Jリーグワールドチャレンジの横浜F・マリノス戦に向けた前日練習を高円宮記念JFA夢フィールドで行った。日本代表MF遠藤航のほか、契約延長を行ったばかりのDFフィルヒル・ファン・ダイクやFWモハメド・サラー、新加入のMFフロリアン・ビルツやMFジェレミー・フリンポンといった世界的スター選手が幕張のピッチに登場した。

 当初は29人が来日する予定だったが、DFジョー・ゴメスが香港ツアー中にアキレス腱の負傷によって離脱。またFWルイス・ディアスは来日し、28日のアクティビティに参加していたが、この日の練習に姿はなかった。イングランドから来日した記者陣によると、バイエルン移籍が成立間近となっており、すでにミュンヘンに向かっているという。またGKアリソン・ベッカーも不在。現地記者によると「個人的な理由」のためだといい、すでに日本を離れたそうだ。

 他の選手たちは気温30度を大きく上回る酷暑のなか、午前10時半すぎにトレーニングを開始。新加入のギオルギ・ママルダシュビリらGK4選手は個別メニューに移った。フィールドプレーヤーはウォーミングアップを行った後、3チームに分かれ、2タッチ制限付きでミニゴールを設置したミニゲームを実施。ミニコートながらも攻守の切り替えが頻発する高強度のメニューで、狭いエリアでのパスワークと、奪ってからの速攻を両立させる狙いが見られた。

 最後は2チームに分かれ、ポゼッション練習とシュート練習を実施。先にポゼッション練習を行った10人が横浜FM戦の想定先発メンバーとみられ、以下のような布陣だった。インサイドハーフに入ったDFコナー・ブラッドリーは右SBが本職の選手のため、あくまでも攻撃時の立ち位置で、スタートポジションは4-2-3-1になるとみられる。またGKはアリソンの不在により、ママルダシュビリがプレーすることになりそうだ。

▼ポゼッション練習
        ウーゴ・エキティケ
コーディー・ガクポ        モハメド・サラー

   フロリアン・ビルツ コナー・ブラッドリー

   ドミニク・ショボスライ
            ライアン・フラーフェンベルフ

 ミロシュ・ケルケズ    イブラヒマ・コナテ
       フィルヒル・ファン・ダイク

 途中からはメニューが入れ替わり、主力組はセットプレー練習を実施。ビルツがキッカーを務め、ファン・ダイク、コナテ、エキティケの長身3選手が豪快に飛び込む形で何度もゴールが生まれていた。またゴールが決まった場面でもコーチ陣が配球し、二次攻撃からのミドルシュートやクロス攻勢も確認していた。また最後は左右からのスローインも何度か試行。左からはケルケズ、右からはフラーフェンベルフがスローを行っていた。

 横浜FM戦は30日、日産スタジアムで開催。午後7時半にキックオフする。

(取材・文 竹内達也)


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Source: 海外サッカー

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