2026年の北中米ワールドカップに向けた戦いが9月、南米予選を皮切りにスタートする。今回から出場国が32から48に大幅に拡大し、試合数も64から104に増加。出場経験のない国にも大きく可能性が広がりそうだ。
国際サッカー連盟(FIFA)によると、北中米W杯予選の開幕戦は9月7日に行われる南米予選のパラグアイ対ペルー戦。また同日には前回カタール大会王者のアルゼンチンも初陣を迎え、エクアドルとホームで対戦する。南米の出場枠は現状の4+大陸間プレーオフ1枠から6+大陸間プレーオフ1枠に拡大する。
続いてアジア予選が今年10月に1次予選が開幕し、日本代表は11月開幕の2次予選から参加。初戦はミャンマー対マカオの1次予選勝者をホームに迎える。アジアからの出場枠は4+プレーオフ1枠から8+プレーオフ1枠に大幅増加する。
アフリカ予選も今年11月からスタート。出場国は現状の5枠から9+プレーオフ1枠に増える。
北中米カリブ海予選は来年3月に開幕。すでに開催国のアメリカ、カナダ、メキシコが出場権を獲得しており、他の国で3枠と大陸間プレーオフ2枠を争う。現状は3+プレーオフ1枠のため、出場国枠は実質的に3.5の増加となる。
オセアニア予選は来年9月にスタート。現状は大陸間プレーオフ1枠のみだったが、史上初めて本大会ストレートインの出場枠が与えられ、1+プレーオフ1枠を争う。
ヨーロッパ予選は最も遅く、2025年3月から行われる予定。出場枠は13から16にやや増える。
なお、大陸間プレーオフは北中米カリブ海の2か国、アジア、アフリカ、南米、オセアニアの代表計6か国で、2つの出場枠を争う。
各大陸の出場枠は以下のとおり
▼アジア
W杯出場8+プレーオフ1
▼アフリカ
W杯出場9+プレーオフ1
▼南米
W杯出場6+プレーオフ1
▼北中米カリブ海
W杯出場3+プレーオフ2+開催国3
▼オセアニア
W杯出場1+プレーオフ1
▼ヨーロッパ
W杯出場16
Source: 海外サッカー
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