ラグビーの概念をアーセナルに導入したアルテタ監督「ベンチから試合を変えられる」

アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督
 アーセナルミケル・アルテタ監督がラグビーから着想を得た「フィニッシャー」という概念をチームに導入していると明かした。イギリス『BBC』が伝えている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第1節が16日に行われ、アーセナルは敵地でアスレティック・ビルバオと対戦。いずれも途中出場のFWガブリエル・マルティネッリとFWレアンドロ・トロサールがゴールを奪い、2-0で白星スタートに成功した。

 ラグビーでは勝敗を左右する終盤に投入される選手を「フィニッシャー」と呼び、スタメン選手に代わってゲームを動かす存在として重要視されている。アルテタ監督はこの考え方をチームに浸透させ、「今季は時としてフィニッシャーの方が先発より重要になる」と強調した。

 同メディアによると、トロサールはアーセナル加入後、交代出場での得点関与数がプレミアリーグ最多の10ゴール4アシスト。マルティネッリも今回のビルバオ戦で投入後わずか36秒で先制点を決め、交代出場選手として欧州CLでのクラブ史上最速ゴールを記録した。

 アルテタ監督は「私たちのプレー強度によって相手が落ちてくる局面で、ベンチから試合を変えられる。そうしたことが見られてとてもうれしい」と言及。得点を挙げた2人について「彼らは自信を持ってプレーし、互いのつながりもある。本当に良い。今季それが私たちを大いに助けると思う。今季のカギになる」と称賛と期待を語った。


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Source: 海外サッカー

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