5連敗でJ3リーグ18位に沈む群馬…今季から社長就任の細貝萌氏が声明「最後まで全力で闘い抜きます」

5連敗でJ3リーグ18位に沈む群馬…今季から社長就任の細貝萌氏が声明「最後まで全力で闘い抜きます」
 J3リーグのザスパ群馬は21日、クラブ公式サイトを通じて、代表取締役社長の細貝萌氏が声明を発表。シーズン終盤の現状報告と、残り試合への意気込みを伝えた。

 群馬は20日のJ3第28節・ガイナーレ鳥取戦で1-3の敗戦。この黒星で5連敗となり、現在の順位は18位に位置している。

 細貝社長は現状について「大変厳しい状況が続いております」と説明。「熱い声援を送り続けてくださるファン・サポーターの皆さま、パートナーの皆さま、行政をはじめとするザスパ群馬を支えてくださるすべての方々に、思うような結果をご報告できないことを心よりお詫び申し上げます」と述べた。

 一方で、残り10試合でのJ3残留や、その先のプレーオフ進出、J2昇格への強い意志を語る。

「しかしながら、シーズンはまだ終わっておりません。リーグ戦残り10試合、目の前の一戦一戦に全力で挑み、勝ち点を積み重ねることでJ3残留の必達はもとより、可能性がある限りプレーオフ進出、そしてJ2昇格を諦めることなく闘い抜くという強い意志を、クラブとして貫きます」

 昨シーズンに現役を退き、今シーズンから社長兼ゼネラルマネージャーに就任した細貝氏。改めて、今後のチームの在り方を説いた。

「大切なのは、この現状を『限界』と受け止めるのではなく、『ここから反発する機会』と捉えることだと考えております。私たちはその覚悟を持ち、最後まで全力で闘い抜きます」

「チームは日々のトレーニングの中で改善を重ね、勝利に向けた準備を怠ることなく続けています。確かに課題はありますが、それを言い訳とせず、修正の糧としてチームの成長につなげてまいります。監督・スタッフ・クラブを含め、全員が『勝つために何ができるか』を突き詰め、一戦必勝の姿勢を徹底してまいります」

「そして何より、私たちには共に戦ってくださるサポーターの存在があります。どんなに苦しい状況であっても、スタジアムでの声援はもちろん、SNSでの励ましやGCCザスパークで交わす一言一言が、選手たちに大きな力を与えてくれています。ファン・サポーターとクラブが心を一つにできている限り、どんな困難も乗り越えられると信じています」

「残された10試合は、クラブにとって単なる勝敗以上の意味を持ちます。ファン・サポーターとクラブが共に歩み、未来を切り開くための重要な時間です。この期間を『苦しい時期』ではなく、『反転攻勢の始まり』『より強くなるための試練』と位置づけ、全力で挑戦を続けます」

「ザスパ群馬が目指すのは、群馬の誇りとなるクラブであり、子どもたちが夢を託せるクラブであることです。そのために、今この瞬間から再び戦う姿勢を取り戻し、結果で皆さまの期待に応えてまいります」

「最後に、どのような状況にあっても支えてくださるすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。クラブ一同、最後まで可能性を信じ、全員で走り切ります。どうか、共に戦ってください。皆さまの声援こそが、ザスパ群馬を再び前へと押し出す原動力となります」


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Source: 国内リーグ

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