関東大学サッカーリーグ1部の第16節1日目が11日に行われた。首位の筑波大は明治大に2-1で勝利。前半19分に主将MF山崎太新(4年=横浜FCユース)がこぼれ球を押し込んで先制すると、同21分にはMF清水大翔(2年=C大阪U-18)がミドルシュートを決めて加点。明大の反撃を1点に凌いで、前期から続く連勝を5に伸ばした。
また勝ち点1差で追う国士舘大も慶應義塾大に2-1で勝利した。国士大は1点リードの後半アディショナルタイムにMF鈴木優真(3年=北越高)のハンドによって与えたPKを決められて同点とされたが、直後のプレーでMF皆川春輝(2年=日章学園高)がゴールネットを揺らして劇的勝利を呼び込んだ。
筑波大の勝ち点は39、国士大の勝ち点は38。3位の明大が敗れたことで、国士大との勝ち点差は12に広がった。リーグ戦は残り6試合。11月1日の第20節では直接対決も残しており、まだまだ目の離せない戦いが続きそうだ。
2強対決となっている優勝争いを尻目に、残留争いはまたも順位が入れ替わっている。慶大は連敗で最下位のままとなったが、11位だった流通経済大は日本体育大に6-0で大勝。代わって3連敗となった中央大が11位と降格圏に転落した。ただまだまだ大混戦で、6位の東洋大から11位中大までの勝ち点差はわずかに3となっている。
第16節2日目の桐蔭横浜大対東京国際大は明日12日に行う。次節の第17節は18日と19日に行う。
(10月11日)
[日本体育大学 横浜・健志台キャンパスグラウンド]
日本体育大 0-6 流通経済大
[流]清水蒼太朗(3分)、大氏凛州(36分)、細谷怜大(59分)、鈴木奎吾(71分)、田口空我(82分)、奈須琉世(90分+2)
[国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場]
国士舘大 2-1 慶應義塾大
[国]本間凜(84分)、皆川春輝(90分+7)
[慶]田中雄大(90分+7)
[日本大学アスレティックパーク稲城 サッカーフィールド]
日本大 2-2 東洋大
[日]平尾勇人(65分)、石川晴大(75分)
[東]村上力己(42分)、湯之前匡央(85分)
[東海大学湘南キャンパスサッカー場]
東海大 2-1 中央大
[東]星景虎(56分)、大戸太陽(77分)
[中]尾川丈(73分)
[筑波大学第一サッカー場]
筑波大 2-1 明治大
[筑]山崎太新(19分)、清水大翔(21分)
[明]稲垣篤志(36分)
(10月12日)
[桐蔭学園多目的グラウンド]
桐蔭横浜大 14:00 東京国際大
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Source: 大学高校サッカー
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