韓国代表のゲンクFWオ・ヒョンギュが12日、今夏のブンデスリーガ挑戦が最終段階で実現しなかったことについて「ここが現実か疑うほどだった」と大きなショックを受けていたことを明かした。韓国メディア『聯合ニュース』が伝えている。
オ・ヒョンギュは2023年1月にKリーグからセルティックへ加入し、24-25シーズンにゲンクへ移籍してベルギーに戦いの場を移した。ベルギー・リーグ1年目は36試合9得点と結果を残すと、ドイツのシュツットガルトからオファーを受けて欧州5大リーグへの挑戦が現実的に。ところが過去の膝の負傷が障壁になったとみられ、土壇場で破談になっていた。
ゲンクに残留することになったオ・ヒョンギュは直後、9月シリーズで韓国代表のアメリカ遠征に参加した。当時は「代表に合流する前にすべてを片付けて心の整理をしてきた」と気持ち新たに臨んでいることを強調したようだが、急展開での残留になったため、引っ越し準備の片付けなどをする暇もなく代表に合流していたという。代表活動を終えて帰宅して散らかった部屋の様子を見て、ドイツ移籍が叶わなかった現実と向き合うことになった。
オ・ヒョンギュは「アメリカ遠征を終えて帰ってからもベルギーでは数週間辛かった」と告白。それでもUEFAヨーロッパリーグやシントトロイデンとのダービーマッチで得点するなど結果を残しているように、現在は気持ちを切り替えられている様子。「目指すべき場所は明確になった。良いチャンスはまたくると確信している。今は精神的にもすごくスッキリしている」と述べ、ステップアップを目指して全力で今季に挑んでいく姿勢だ。
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Source: 海外サッカー
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