[10.26 パリ五輪アジア2次予選 日本 7-0 インド]
日本女子代表(なでしこジャパン)は26日、パリ五輪アジア次予選の初戦でインド女子代表と対戦し、7ー0の快勝を収めた。次戦は29日にウズベキスタン女子代表と激突する。
来夏のパリ五輪出場を目指すなでしこジャパンは、インド、ウズベキスタン、ベトナムと同居するグループC突破に向けて重要な初戦を迎えた。池田太監督は4-3-3のフォーメーションを採用。次のようにスタートの11人が並んだ。
ゴールマウスにはGK平尾知佳が立ち、最終ラインは左からDF三宅史織、DF石川璃音、DF高橋はな、DF守屋都弥の4枚。中盤の底にMF熊谷紗希、その前にMF長谷川唯とMF杉田妃和が入った。前線は左にMF中嶋淑乃、右に猶本光。先頭はFW田中美南が任された。
試合は立ち上がりから日本が主導権を握った。最終ラインからパスを繋いで前進を図ると、長谷川、杉田を起点に攻撃を構築。三宅、守屋の両サイドバックも積極的に駆け上がり、中嶋、猶本に加勢し、ゴール前の田中を狙った。
すると前半17分、日本は敵陣に攻め込むと、ピッチやや左でボールを受けた長谷川が個人技で相手を交わしてラストパス。ペナルティエリア内左で受けた中嶋がゴール右に決めて先制点を挙げた。中島はなでしこジャパン(A代表)初ゴール。その後も左サイドからドリブルで果敢に切り込んだ。
日本は前半26分、田中の粘り強いキープからペナルティエリア手前でフリーキックを得ると、キッカーは猶本。右足でじっくり狙ったシュートはわずかに枠の外となった。同33分には、左サイドのコーナーキックを猶本が近場の長谷川にパス。再び受けた猶本のクロスボールをファーサイドの三宅が折り返したが、田中のシュートは相手のブロックに遭った。
日本の1点リードで前半を折り返すと、ハーフタイムで選手交代。杉田を下げてMF林穂之香を投入した。後半開始早々には、ペナルティエリア内右で猶本、守屋と繋いでクロスボールに中嶋。この試合2点目を挙げた。
2点リードの日本は後半7分に2枚替えを行い、DF清家貴子とMF長野風花をピッチへ送り込むと、そこからゴールラッシュ。同8分には林がゴール前の混戦から決めると、同9分には清家のクロスに田中が頭で合わせて点差を広げる。さらに同11分には、ペナルティエリア内左でボールを保持した田中のラストパスを守屋が左足で決めてなでしこジャパン初得点を記録した。
一気に5点差に広げた日本は後半19分、田中に代えてFW千葉玲海菜をピッチへ。同28分には左サイドから攻撃を仕掛けると、中嶋が三宅とのワンツーでペナルティエリア内に侵入。ゴール前に転がしたボールを清家が押し込んで追加点を挙げた。
日本は後半33分に高橋を下げてMF遠藤純を投入。すると同31分には、その遠藤を起点に中嶋が左サイドを抜け出すと、ゴール前に入れたボールに猶本が合わせて加点。7-0の大勝で白星スタートを切った。
Source: サッカー日本代表
コメント