クリアソン新宿は10日、今シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)で2位以内に入る可能性がなくなってJリーグ参入が来季以降へ持ち越しになったことで声明を発表した。
新宿は今年9月、東京23区内のみをホームタウンとするクラブとして初めてJ3ライセンスが交付された。Jリーグは施設基準に関して課題があるとしつつ23区の特性に鑑みて特例で認めたことでも注目を集めていた。
しかし、新宿は一時首位に立っていたものの失速し、Jリーグ参入の成績要件である“JFL2位以内”の可能性が今月4日の第27節で消滅。公式サイトを通じて「たくさんの方々に支えていただき、期待していただく中で、全力で目標に向かって進んできましたが、そこに届かなかった悔しさと歯痒さを、心から感じております」と率直な思いを伝えた。
ただ、国立競技場でのホーム戦に1万人以上の観客が訪れたことやJ3ライセンスが交付されたことで手応えも感じているという。クラブは「サッカー、スポーツを通じて、新宿を、東京、日本、社会を豊かにするために、自分たちの大義である『Enrich the world.』を最大化するために、結果にこだわり、真っ直ぐ邁進していきたいと考えております」と伝え、「来シーズンの目標達成に向けても、既に準備を始めています。そして今シーズン残り3試合、全力で取り組んでいくことをお約束します」と力を込めている。
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Source: 国内リーグ
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