Jリーグは14日、各月において最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」の10月度受賞選手を発表した。
J1は湘南ベルマーレGK富居大樹、J2はFC町田ゼルビアMF宇野禅斗、J3は鹿児島ユナイテッドFCFW米澤令衣がそれぞれ初受賞。各受賞選手にはクリスタルトロフィーと、賞金としてJ1は40万円、J2は30万円、J3は20万円が授与される。
富居は10月に行われた3試合に出場し、13本のシュートストップで92.9%のセーブ率を記録した。選考委員の北條聡氏は「湘南の守護神が圧巻のパフォーマンス。3試合でわずか1失点がその証。息を呑むような神セーブを連発し、10月無敗の立役者に」と総評。ワッキー氏は「今月のNo.1のセーブは、神戸戦で佐々木選手のヘディングを止めた富居選手のセーブ」と活躍を振り返った。
湘南の守護神は初受賞に際し、Jリーグを通じて「このような賞をいただくことができ大変嬉しく光栄に思います。この賞は、僕一人の力で得られるものではなく、チームメイト、監督、コーチ、チームスタッフ、そして何よりいつも一緒に戦ってくれているファン・サポーターの皆さまのおかげだと思っています。残りのシーズンも僅かですが、湘南ベルマーレに携わるすべての方と、最後に笑って終われるよう、日々たのしみながら精進したいと思います」とコメントしている。
宇野は4試合に出場し、3ゴールをマーク。77.7%のパス成功率、33回のボール奪取で攻守において存在感を示した。初受賞にあたっては、「この数多くの素晴らしい選手たちの集まるJ2リーグでKONAMI月間MVPという特別な賞を受賞できたこと大変光栄に思います」とコメント。5試合で4得点1アシストを記録した米澤は、「昨シーズンに膝の大怪我をしてからたくさんの方々にリハビリのサポートをしていただき、もう一度ピッチでプレーできるようになりました」と感謝を伝えた。
またJリーグは同日、最も優れた腕前を発揮した監督を表彰する「月間優秀監督賞」を発表した。J1は湘南の山口智監督(22年6月に1度受賞)、J2は東京ヴェルディの城福浩監督(22年10・11月に1度受賞)がそれぞれ今季初となる受賞。J3はY.S.C.C.横浜の倉貫一毅監督が初受賞を果たしている。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2023シーズンJリーグ特集
Source: 国内リーグ
コメント