レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムに対し、クラブOBで元ウェールズ代表のガレス・ベイル氏がアドバイスを送った。イギリス『ミラー』が報じている。
ベイル氏は現役時代にトッテナムから高額な移籍金でレアルへ加入し、2度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝で優勝を呼び込むゴールを決めるなど、数々の成功を収めた。その一方で度重なる怪我やピッチ外での行動により、しばしばファンと対立したことでも知られる。
今季ドルトムントから移籍したベリンガムは、ここまで公式戦14試合の出場で13ゴールを記録。鮮烈なパフォーマンスを見せ続け、先日には「レアルは僕の人生の中で、この先10年から15年は在籍したいクラブだ。ここが大好きなんだ」と希望を語っていたが、そんな同選手に対してベイル氏は注意を促している。
「(最大のアドバイスは)マドリーで試合をすることだ。もし試合でプレーせず、メディアが望むことをし、彼らに話しかけ、基本的に操り人形にならないでいると、多くの非難を浴びることになる。多くのギャラクティコ(レアル選手)がギャラクティコとして振る舞い、報道陣の望むように行動し、レアル・マドリーにいることを演じているんだ」
「それで僕は少し落ち込んでいたところもあったかもしれない。ああいうのはやりたくなかった。ただサッカーをして家に帰りたかった。それが邪魔になって、相手も僕を攻撃するようになった。だから僕のアドバイスは、フィールドの外でもレアル・マドリーの選手としてプレーすることだ。試合後には必ずスペイン語で話すようにね」
レアルで批判を避けるには、「試合に出て、操り人形になる」必要がある。ベイル氏は自身の経験も踏まえ、皮肉交じりに助言した。
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Source: 海外サッカー
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