アルヒラルのブラジル代表FWネイマールがパリSG時代に度重なる怪我に見舞われたのは、加入時の判断も原因の1つだったようだ。
フランス『レキップ』の報道を基にスペイン『アス』が伝えたところによると、ネイマールは2017年夏にバルセロナからパリSGに移籍した際、右足第5中足骨を疲労骨折した状態だったという。
当時パリSGのチームドクターを務めていたエリック・ロラン氏は手術が必要だと考えていたというが、サッカー史上最高額の移籍金2億2200万ユーロというビッグディールによって、すぐに離脱することは許されず。ネイマールはシーズン序盤から強行出場を続けた結果、2018年2月に第5中足骨を骨折し、2019年1月にも同じ箇所を負傷。今年3月には右足首を手術し、残りシーズンを棒に振った。
さらに今季からアルヒラルに移籍すると、10月にブラジル代表として出場したW杯南米予選で左膝の前十字靱帯と半月板を損傷。今月2日に手術を受け、復帰まで半年から1年かかる見通しとなっている。
匿名を条件に語った別のドクターは、ネイマールが同じ箇所の負傷を繰り返したことについて次のように見解を示した。
「多くの理由がある。ネイマールの体型、身体的特徴。ドリブルやダイナミックな動きなど、彼のプレースタイルも理由の1つだ。そして、第5中足骨の負傷(2018年のマルセイユのブナ・サールからのタックル後と、2019年のストラスブールのモタシュ・ゼムゼミからの3度のタックル後)をよく見ると、それらは外傷性の怪我だ。いずれもタックルでバランスを崩した後の負傷だった」
また、ネイマールは派手な私生活がたびたび批判の的となっているが、同ドクターは「彼は筋肉に連続して問題を抱えているわけではないので、これらの怪我が彼のライフスタイルに関係しているというのは公平でも正確でもない」と主張した。
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Source: 海外サッカー
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