日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは28日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループE第5節でアトレティコ・マドリーと本拠地で対戦し、1-3で敗れた。この結果、アトレティコとラツィオのグループリーグ突破が決定。フェイエノールトは3位でUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフに回ることになった。
ホームにアトレティコを迎えたフェイエノールトは、前半14分にオウンゴールで先制を許すと、ハーフタイム明けから上田をピッチへ送ったが、後半12分にも失点。同32分にMFマッツ・ウィーファーが1点を返したものの、同36分にまたしてもオウンゴールでリードを広げられ、1-3で終了の笛を聞いた。
フェイエノールトはこれで開幕から2勝3敗。2つの勝利はいずれもホームで挙げたものとなっており、アウェーでの勝ち点ゼロが響く形となった。
アトレティコ戦後に「アンラッキーでしたけど、まあこれも力なのかなと」と受け止めた上田は「やっぱり今日の試合もそうですし、アウェーで勝ち点を取りこぼしたところがすごく痛いかなと思います」と振り返っている。
個人としては途中出場から積極的にゴール前へ飛び出し、惜しいシュートも放ったが、欧州CL初得点はお預け。「もっと信頼を得て自分の時間を勝ち取らないと。まあ、信頼とともに出場時間は増えてくるとは思うんですけど、今日みたいな試合で結果を残すのが1番信頼を得れるし、そういったチャンスだったと思うと、今日はちょっと逃したのかなと思います」と悔しさを表した。
フェイエノールトはグループEの3位が確定した中、12月13日の最終節でセルティックの本拠地に乗り込む。上田は「そこに向けて、まだリーグ戦もいっぱいありますし、一つずつやってく」と切り替えを意識しつつ、「CLっていう大会を僕のキャリアの中で経験する中で、もっと上に行きたかったし、自分のキャリア、年も若くないので一番のチャンスだったと思う。まあ、チャンスって言っても自分のチームで出なきゃ意味ないですけど、そういう貴重な場を逃してしまったのは悔しいです」とショックを隠せない様子で話した。
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Source: 海外サッカー
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