高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 WESTは3日、第22節を行った。
勝利すれば自力で優勝を決めるサンフレッチェ広島ユースは神村学園高と対戦。前半6分にMF中島洋太朗、11分にFW中川育が決めて広島ユースが2点を先行するが、反撃に出る神村学園は14分にDF鈴木悠仁、37分にMF佐々木悠太がゴールを陥れて試合を振り出しに戻す。しかし、終盤の後半40分、MF小林志紋が勝ち越しゴールを奪い、3-2で競り勝った広島ユースがリーグ制覇を決めた。
ともに最終節まで優勝の可能性を残した2位のヴィッセル神戸U-18と3位の静岡学園高は直接対決。前半19分にMF濱崎健斗がネットを揺らして先手を取った神戸U-18は、45+2分にMF岩本悠庵、後半9分にMF坂本翔偉、26分にMF瀬口大翔、45+3分に渡辺隼斗が加点。5-0で快勝した神戸U-18が2位でフィニッシュした。
すでに履正社高のプリンスリーグ降格が決定しており、10位サガン鳥栖U-18と、勝ち点3差の11位ジュビロ磐田U-18が最終節で残留を争うこととなった。
引き分け以上で自力での残留を決める鳥栖U-18は米子北高と対戦した。前半33分にMF鈴木大馳のゴールで先制した鳥栖U-18が、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利。勝ち点3を上積みして自力での残留を決めた。
ジュビロ磐田U-18は大津高との一戦に臨んだ。試合は前半をスコアレスで折り返すと、後半7分にFW山下景司が決めて大津が先制。さらに20分にMF兼松将、25分と33分にMF碇明日麻が追加点を奪い、4-0で快勝した大津が4位でフィニッシュ。敗れた磐田U-18のプリンス降格が決まった。
名古屋グランパスU-18と対戦した東福岡高は、前半16分に生まれたFW野田昂希の得点が決勝点となり、1-0の完封勝利。また、横浜FCユースと履正社の一戦はスコアレスドローに終わっている。
【第22節】
(12月3日)
[SAGAスタジアム]
鳥栖U-18 1-0 米子北
[鳥]鈴木大馳(33分)
[いぶきの森球技場(人工芝)]
神戸U-18 5-0 静岡学園
[神]濱崎健斗(19分)、岩本悠庵(45+2分)、坂本翔偉(54分)、瀬口大翔(71分)、渡辺隼斗(90+3分)
[吉田サッカー公園(天然芝)]
広島ユース 3-2 神村学園
[広]中島洋太朗(6分)、中川育(11分)、小林志紋(85分)
[神]鈴木悠仁(14分)、佐々木悠太(37分)
[東福岡高グラウンド(人工芝)]
東福岡 1-0 名古屋U-18
[東]野田昂希(16分)
[横浜FC・LEOCトレーニングセンター(人工芝)]
横浜FCユース 0-0 履正社
[磐田スポーツ交流の里ゆめりあ球技場]
磐田U-18 0-4 大津
[大]山下景司(52分)、兼松将(65分)、碇明日麻2(70分、78分)
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Source: 大学高校サッカー
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