スタンダール・リエージュのカール・フーフケンス監督が、日本代表MF川辺駿を絶賛している。ベルギー『スポルツァ』が11日に伝えた。
今夏、ウォルバーハンプトンからS・リエージュに加入した川辺は、ここまで公式戦18試合に出場。6得点2アシストを記録するなど、スタートダッシュに失敗して低迷していたチームの浮上に一役買っている。
10日に行われた第17節のアンデルレヒト戦(△2-2)では、前半終了間際に1ゴールをマーク。上位相手に得点を挙げると、前半16分のコーナーキックのシーンで妨害行為をしてきた相手サポーターの元へ行き、両耳に手を当てるしぐさで煽る姿が話題となった。
そんな川辺に対して、フーフケンス監督は「ペナルティエリアでは氷のようにクールなんだ。彼は普通の日本人より少しクレイジーで、それがスタンダールにぴったりなんだ」と笑う。指揮官の目には、シーズン序盤に適応に苦しんでいた川辺の姿はもうないという。
「川辺の試合は何度も見ていたし、特別な何かを持っている選手だと感じていた。だから、彼が今スタンダールで傑出しているという事実には驚いていない。むしろ彼が本当のレベルに達するのにこれほど時間がかかったことの方が驚きだ。シーズン当初、彼はまだ苦しんでいた。しかし今はボールをうまく動かせるようになり、とてもいい。彼はチームのために懸命に働いてくれる」
新天地での順応は誰しもが抱える課題。指揮官は、川辺がその課題と積極的に向き合っていたと明かした。
「彼も少年の一人だ。彼はグループの中でとてもよくジョークを言う。自分を理解してもらうために最大限の努力をする。また、例えば食事など、あらゆる面で順応したがる」
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Source: 海外サッカー
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