アジア杯に半自動オフサイドテクノロジーの導入が決定!! カタールW杯で登場した最新技術でVARチェック短縮化へ

半自動オフサイドテクノロジーの3Dアニメーション例
 アジアサッカー連盟(AFC)は19日、来年1月に開幕するアジアカップで半自動オフサイドテクノロジー(SAOT)を導入することを発表した。VARは全試合での導入がすでに発表されており、テクノロジーの適用範囲が広がる形となる。

 SAOTは昨年末のカタールW杯でも採用された判定補助システム。12台の専用カメラが各選手とボールの正確な位置を特定し、オフサイドポジションの選手にボールが渡ると自動的にVARへ信号が送られる。

 VARは自動的に生成されたオフサイドラインも確認しながら主審にオフサイドかどうかの情報を伝え、最終的な判定は主審が行うが、オフサイドポジションに関する判断が自動化されることで、VARチェックに要する時間が短縮。また当該シーンの3Dアニメーション映像も自動生成され、W杯などと同じようにスタジアムビジョンや中継画面に表示されるため、ファン・サポーターにも判定結果が可視化される。

 AFC主催大会でSAOTが導入されるのは今大会が史上初。なおSAOTが使用されるのはVARの介入対象(得点・PK・一発退場)のみで、その他のオフサイド判定には影響しない。


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Source: サッカー日本代表

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