「MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16」大津のFW甲斐亮佑が敢闘賞。得点ランク2位タイの4得点も反省し、チームを勝たせるFWへの進化を誓う

優勝校・大津高の前線で強さを見せたFW甲斐亮佑(1年=ヴェルスパ大分U-15出身)が敢闘賞に
[12.18 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16決勝 鹿島学園高 2-1 大津高 時之栖うさぎ島G]

 準優勝校・大津高のFW甲斐亮佑(1年=ヴェルスパ大分U-15出身)がMIZUNO CHAMPIONSHIP U-16敢闘賞に選出された。

 甲斐は札幌大谷高との予選リーグ初戦で決勝ゴール。続く、浜松開誠館高との第2戦でも先制点を含む2ゴールをマークした。そして、決勝でも前半30分に自ら獲得したPKを右足で決めて同点ゴール。大会を通して、得点ランキング2位タイの4ゴールを記録した。

 マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドを目標の選手に挙げる甲斐は、決勝でもストロングポイントである前への推進力やキープ力、ゴール前での強さを発揮。セットプレーの獲得などでも貢献していたが、自身のパフォーマンスについては全く満足していなかった。

「全然ダメだったと思います。やっぱりチームを助ける得点っていうところが。勝ち越された時とか、最後、体力がなくなって全然体が動かなくなったところとか、もっとチームのためにしないといけないなと思います」

 球蹴男児U-16リーグで13得点。大津期待のストライカーは今大会の4得点という数字についても「少ないです」と首を振る。自身も、チームとしても、フィニッシュまで行く回数を増やせなかったこと、勝負どころで次の1点を奪えなかったことを反省。「今後はチームを勝たせるFWになっていきたいですし、もっと得点を取れるようになっていきたいです」。準優勝という悔しさを糧に進化し、目標のストライカー像にへ近づく。

(取材・文 吉田太郎)
Source: 大学高校サッカー

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