[12.25 高円宮杯U-15準決勝 柏U-15 0-1 大宮U15 味フィ西]
高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権大会の準決勝が25日に行われ、大宮アルディージャU15が柏レイソルU-15に1ー0で勝利し、10年ぶりの決勝進出を決めた。
試合は立ち上がりから拮抗した展開となった。柏U-15は最終ラインから組み立ててサイドから突破を図ると、大宮U15は堅い守備から素早いカウンター攻撃。ともにゴール前でチャンスを作ったが先制点が遠かった。
大宮U15は前半16分にMF高橋祐輔が遠めから狙うと、ここは柏U-15GK西川元基が右に飛んでセーブ。同17分には柏U-15MF米田光が好機を迎えたが、決めきることができなかった。
前半32分には、MF杉山駿之介が個人技で仕掛けてブロックされたボールをFW徳田真夏がシュート。ペナルティエリア内右からゴール左を狙うも、鋭いシュートは大宮U15GK岡村泰志の好セーブに遭った。
前半をスコアレスで折り返すと、後半10分に試合が動く。大宮U15は敵陣中央、やや右サイド寄りのところでフリーキックを得ると、キャプテンのMF神田泰斗が左足でゴール前にクロスを入れる。ファーサイドに走り込んだDF中澤凜が頭で叩き入れてネットに突き刺した。
大宮U15は後半31分に柏U-15にペナルティキックを与えるも、FW加茂結斗のシュートを守護神の岡村が左に飛んでストップ。その後もピンチを迎えるが、落ち着いた対応を見せて無失点に抑えた。大宮U15が1-0で勝利。初優勝に王手をかけた。
Source: 大学高校サッカー
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