岡山が横浜FCブローダーセンを完全移籍で獲得「野心的なクラブでの新たな挑戦をとても楽しみにしています」

GKスベンド・ブローダーセン
 ファジアーノ岡山は2日、横浜FCより元U-24ドイツ代表GKスベンド・ブローダーセン(26)を完全移籍で獲得したと発表した。

 ドイツ出身のブローダーセンはザンクト・パウリの下部組織から昇格する形でプロ生活をスタート。横浜FCには東京五輪後の21年夏に加入し、今季はJ1リーグ13試合に出場した。

 ブローダーセンは岡山加入に際し、クラブを通じて次のように意気込みを語っている。

「2021年の東京オリンピックの後、日本での冒険がこんなに長く続くとは思っていませんでした。今、日本は私の第二の故郷となり、ファジアーノ岡山のような野心的なクラブでの新たな挑戦をとても楽しみにしています。

 2022シーズンのアウェイ戦では、岡山のファンの皆さんに本当に感動したのを覚えています。クラブとの話し合いはとても前向きで、私に特別な感謝と敬意を示してくれました。また、クラブの野心とビジョンが、私の目指すものとマッチしていたので、最終的にこのクラブに決めました。

 ドイツと日本のプレー哲学を融合させ、お互いの長所を引き出せることをとても楽しみにしています。もちろん、新しいことをたくさん学び、自分の経験をチームと分かち合いたいです。そして、ファジアーノ岡山の選手一人ひとりが、どんなときでも勝利のために全力を尽くせるような、ポジティブな雰囲気を一緒に作っていきたいと考えています。

 勝利のために戦えることは、誰もが持っているわけではない大きな特権です。だからこそ、私はピッチの中だけでなく、ピッチの外でも全力を尽くします。全員の力でJ1昇格しましょう!」

 また横浜FCを通じては、次のように感謝を伝えた。
 
「良い時も悪い時も、ファン・サポーターとスタッフの皆様が支えてくれました。私を日本に招いてくれた横浜FCの事は決して忘れません。また、横浜という素晴らしい街は、私の心の中に特別な場所として残り続けます。

 なぜなら、私は横浜で、人生の愛を見つける事ができたからです。私と家族は、横浜FCの皆様が与えてくれた全ての愛に感謝をします。ピッチ上では、常に恩返しができるように良いプレーをしたいと思っており、これからも皆様に見せたいと思います。

 しかし、人生は必ずしも自分が望んだようにいくとは限りません。私は、自分を必要としてくれる岡山に行く事になりますが、新しい挑戦を楽しみにしています。J1昇格を狙う、横浜FCと岡山の試合を三ツ沢でできる事を嬉しく思います。三ツ沢でまたお会いしましょう!!本当にありがとうございました!!」

以下、クラブ発表のプロフィール

●GKスベンド・ブローダーセン
(SVEND BRODERSEN)
■生年月日
1997年3月22日(26)
■身長/体重
188㎝/89kg
■出身地
ドイツ
■代表歴
U-20ドイツ代表
U-21ドイツ代表
U-24ドイツ代表(東京五輪)
■出場歴
J1リーグ:29試合
J2リーグ:35試合
カップ戦:2試合
■経歴
ザンクト・パウリ-横浜FC


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Source: 国内リーグ

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