アジアカップ(12日開幕)に向けてカタール・ドーハで合宿中の日本代表は8日、同地の練習会場でトレーニングを行った。前日7日にドーハ入りしたDF板倉滉(ボルシアMG)が新たに合流し、26人全員が集合。7日の練習を体調不良で欠席したDF中山雄太(ハダースフィールド)は無事に回復し、元気な姿で全体メニューに参加していた。
チームは室内施設でミーティングを行った後、トレーニングを開始。冒頭約40分間が報道陣に公開され、ボール回しやパス&コントロール(スローイン要素あり)などのウォーミングアップメニューをこなした。この日からU-19日本代表の船越優蔵監督がチームに帯同し、本メンバーと同じメニューに取り組むトレーニングパートナー5選手の様子を見守っていた。
左足首を負傷中のMF三笘薫(ブライトン)、左太ももを負傷中のMF久保建英(ソシエダ)は7日までホテルで治療を続けていたが、この日は初めて練習場での室内調整を実施。ピッチに姿を見せることはなかったが、回復は順調に進んでいるとみられる。
また左足ふくらはぎの負傷明けのDF冨安健洋(アーセナル)は引き続き別メニューで調整。トレーニング用のボールを使い、両足で踏ん張る動作の確認を入念に行っていた。前日7日はすでにボールを使ったメニューにも取り組んでおり、プランを組みながら復帰への道筋を描いているようだ。
チームは9日、非公開でヨルダンとのトレーニングマッチを実施。シーズンオフに入っていた国内組、負傷のため公式戦の出場機会から離れていた選手たちのコンディション確認を行い、14日のグループリーグ初戦・ベトナム戦に向けた最終調整に進む。
(取材・文 竹内達也)
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Source: サッカー日本代表
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