慶應義塾大は8日、ソッカー部の監督に中町公祐氏(38)が就任することを発表した。
中町氏は湘南ベルマーレでプロキャリアを始めるも4年目で退団し、在学していた慶應義塾大のソッカー部で再出発することを決めた異色のキャリアを持つ。その後アビスパ福岡に加入すると、横浜F・マリノスではJリーグ優秀選手賞に選出されるなど活躍した。昨年をもって現役を引退した中町氏は母校でセカンドキャリアを始めることになった。
慶應義塾大は昨年の関東大学リーグ3部で3位になると、参入プレーオフを制して2部昇格を達成。2部には中町新監督と横浜FMでチームメイトだった兵藤慎剛監督率いる早稲田大も在籍しており、今季の“早慶戦”はより注目を集めそうだ。
中町氏は慶應義塾大を通じて以下のようにコメントしている。
「日本社会に於ける大学スポーツの意義。OBの方々が築き上げた伝統を継承し、学生達のサッカーを通じた人間形成を突き詰め日々精進して参りたいと思います」
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Source: 大学高校サッカー
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