無理をするつもりはない。合流初日から別メニュー調整が続いている日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が自身のコンディションについて「徐々に上がってきている」と説明。14日のアジア杯初戦・ベトナム戦に向けては「あと3日ぐらいあるので、その中で見ていけたら」と話すにとどめた。
昨年12月2日のウォルバーハンプトン戦で左ふくらはぎを痛め、途中交代。同31日のフルハム戦に後半開始から途中出場し、約1か月ぶりの実戦復帰を果たしたが、その試合で今度は足首を痛めていたのだという。
「ふくらはぎというより、復帰戦で足首を削られて、その調整」。別調整ながらスプリントやダッシュからの切り返しなど、徐々に負荷は上がってきており、「全体的に問題はない。昨日より徐々に上がってきている感覚はある。しっかり準備していけたら」と前向きに語った。
2011年大会以来、3大会ぶり5回目の優勝が懸かるアジア杯に向け、「1試合1試合やっていくことでしか優勝はなし得ない。1試合1試合やるだけ」と意気込むDFリーダーは「圧倒して勝ちたいし、アジアで日本が一番と示さないといけない。それは優勝という形でしか表現できないし、森保さんも『(日本は)優勝でしか評価されない国』と言っていた」と、アジアの頂点だけを見据えた。
(取材・文 西山紘平)
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Source: サッカー日本代表
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