これまで16番を背負ってきた日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が今大会から22番に変更となった背番号について、その思いを自らの口で語った。
「日本代表のセンターバックといえば22番というのは(吉田)麻也さんのところでハッキリ印象が付いたのかなと思う。それを引き継ぐというか、責任感が生まれてくる。リーダーシップを発揮しながらやっていきたいと思っている」
日本代表の背番号22といえば、中澤佑二氏、DF吉田麻也らが付けてきたセンターバックの代名詞とも言える番号だったが、カタールW杯以降、吉田が代表から遠ざかると、第2次森保政権下ではDF瀬古歩夢やDF町田浩樹、DF中山雄太、DF毎熊晟矢、DF藤井陽也と活動のたびに22番を付ける選手が変わっていった。
今回のアジアカップで22番を背負うことが決まると、冨安から吉田に「22番を引き継ぎます」と連絡したという。「連絡したら『なんやそれ』って言われたので、大きな意味はなかったのかな」と笑った冨安は「僕の中でも大きなことではないというか、背番号を変えたというだけなので、大事にはしなくていいですよ。麻也さんもそう思っていると思う」と、苦笑いを浮かべながら話していた。
(取材・文 西山紘平)
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Source: サッカー日本代表
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