アジアカップのベスト16で日本代表と韓国代表が激突する可能性が出てきたことを受け、韓国『朝鮮日報』が「最悪のシナリオ」と懸念を示している。
日本は19日のグループD第2節でイラク代表に1-2で敗れ、首位から2位に後退。他会場の結果により、1試合を残してイラクの1位通過が決まった。このまま2位での突破となった場合、決勝トーナメント1回戦の相手はグループEの首位チーム。そのグループEで首位通過が有力視されているのが韓国だ。
同紙は「最悪のシナリオが発動した。韓国がE組1位、日本がD組2位なら、すぐにベスト16で対戦する。日韓戦がトーナメント初戦から繰り広げられるわけだ。今大会で最も強力な優勝候補2チームの激突、事実上決勝戦だ」とレポートしている。
一方で「もちろん、韓国と日本の対決が確定したわけではない。最終戦の結果によって順位はまた変わる可能性がある」とも指摘。今大会は各グループ3位のうち成績上位4チームも決勝トーナメントに進めるため、「日本が(最終節で負けて)3位に転落し、いわゆる“3位ワイルドカード”に追いやられることもあり得る」と別の可能性も想定した。
日本の最終節の相手は、くしくも韓国人のシン・テヨン監督が率いるインドネシア代表となる。同紙は「全ては最終戦で決まる」とし、「シン・テヨン監督は2018年のロシアワールドカップで韓国の指揮を執り、(2014年大会で優勝した)“世界最強”ドイツを撃破した経験がある。シン・テヨン監督の“マジック”で史上最高の日韓戦の日程が決まる。全てはシン・テヨン監督次第だ」と締めくくった。
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Source: 海外サッカー
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