カタールW杯から9か月、オランダ代表前監督が恨み節「メッシが優勝するように仕組まれていた」

オランダベンチを前にFWリオネル・メッシがゴールセレブレーション
 カタールワールドカップでオランダ代表を指揮したルイス・ファン・ハール氏が4日、オランダメディア『NOS』の取材でアルゼンチン代表の優勝に対して“恨み節”を放った。

 オランダは準々決勝でアルゼンチンと対戦し、激闘の末にPK戦で敗退。この試合はイエローカードが18枚飛び出す荒れ模様となったことでも話題となった。勝ち進んだアルゼンチンは勢いそのままにW杯優勝を果たし、FWリオネル・メッシはMVPに輝いている。

 ファン・ハール氏は大会について「あまり言いたくない」としつつ、「アルゼンチンがどのように得点を決めたのか、我々がどのように得点したのかを見てみればいい」と発言し、「すべては仕組まれていたと思うよ」と言い放った。

 そしてこのコメントを受けてインタビュアーが「メッシがW杯王者になるように行われていたということですか?」と質問すると、ファン・ハール氏は間髪入れずに「そう思っている」と真剣な表情で返答した。

 ファン・ハール氏が指摘したアルゼンチンの得点方法とは、同代表が大会中にPKを5回獲得したことを意味する。有利な判定を受けることでチャンピオンになったという不満だが、SNS上ではオランダ戦でメッシが鮮やかなパスで先制点を演出したシーンなどを例に挙げ、オランダ代表前監督のコメントに反対する意見も続出している。
Source: 海外サッカー

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