【AFP=時事】サッカーアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)は23日、カタール・ドーハなどでグループリーグの試合が行われ、パレスチナが大会初勝利を挙げ、初の決勝トーナメント進出を決めた。一方で中国は敗退が決まった。
グループCのパレスチナはオデイ・ダバー(Oday Dabbagh)の2ゴールなどで香港に3-0で快勝。僅差で2位は逃したが、決勝トーナメントに回る3位の上位4チームに滑り込むことが決まった。
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で起きているイスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の軍事衝突で愛する人を失った選手やスタッフもいる中、チームは大会前、少しでも苦しんでいる人々の支えになりたいと話していた。主将のムサブ・アルバタット(Musab Al-Battat)は「パレスチナを応援しに来てくれたファンに感謝する。本当にありがとう」と話した。
同グループのもう1試合では、アラブ首長国連邦(UAE)がイランに1-2で敗れたが、2位通過を決めた。勝利したイランが首位突破となった。
グループBでは、すでに突破を決めているオーストラリアが1-1でウズベキスタンと引き分け、シリアは1-0でインドに勝利。この結果、オーストラリアの首位突破とウズベキスタンの2位通過、3位シリアの決勝トーナメント初進出が決まった。
グループAの中国はグループ3戦無得点ながら3位に滑り込み、突破の可能性を残していたが、この結果を受けて敗退となった。
前節イラクに1-2でまさかの敗戦を喫したグループDの日本は、24日にこちらもまだ突破の可能性を残すインドネシアと対戦する。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/456adb6172387936b0fb2adef6e1ca8cb4dc2812
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Source: サカサカ10
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