U-22日本代表 U23アジア杯予選初戦・U-22パキスタン代表戦前日の大岩剛監督会見要旨

大岩剛監督
 U-22日本代表は6日、AFC U23アジア杯予選のグループリーグ初戦でU-22パキスタン代表と対戦する。大岩剛監督は5日、公式練習前に前日会見を行った。

 以下、試合前日の大岩剛監督会見要旨

【前半:公式会見】
大岩剛監督
「集中開催で3試合を中2日でやるという日程の中で、しっかりと準備をしてバーレーンの地に来た。しっかりと一戦目から明日のパキスタン戦に向けて準備を整えたい」

──バーレーンで過ごしてみて気候面、ピッチの状態、疲労度などはどうか。
「非常に暑いことは予想していた。しっかりと順化させる。準備段階で相手の分析等は行ってきたので、もう一回今日の到着組と共有することで、明日へのいい準備をしたい」

──約一週間で中2日の3試合を行う。3試合を通じたところで、ターンオーバーなど考えているところはあるか。
「ターンオーバーという言い方が正しいかはわからないが、23人来ているので、彼らのコンディションをしっかりと鑑みながら初戦のメンバーを選びたい。次の2戦目、3戦目に向けても同じように準備をしたい」

【後半:囲み取材】
──試合が行われる夜も暑さが続いている。
「朝に空港に着いた瞬間に暑いと思った。夜もほとんど下がらない。その中で昨日も夜に練習した。暑さもあるがそれは順化して少し慣れた。試合に向けていい準備をしたい」

──選手たちにはあらかじめ事前に暑さ対策をするように話をしていた。
「チームに迷惑をかけてはいけないので、本人たちにはまずは所属チームで、われわれのチームの準備は可能な範囲でしてほしいと。海外組は時差がないので、昨日は少し元気だったと思う」

──海外組に対してサウナや風呂に長めに入るといった対策を取ったという。
「日本は暑い中で試合も練習もやっているので、準備より体を冷やしたり、リカバリーのほうが国内組は重要。海外組だけだった。矢野由治フィジカルコーチに依頼をした」

──この暑さも一試合だけならあるが、3試合は珍しい。疲労回復などどう考えているか。
「スタッフも含めて十分に準備をしてきた。体を冷やすことでリカバリーにどれくらい時間が必要なのか。普段試合に出続けている選手だけではないので、そこはしっかりとリサーチをして日々やっていくしかない。今日終わってから明日。その一日一日をやっていくしかない」

──五輪はレギュレーションも気候も違うが、登録人数も変わってくる。そういう意味でタフさを見るいい機会になる。
「去年の6月のU23アジア杯で7試合をやっていて、そのときからずっと言っているが、連戦のタフさは色んな意味で出てくる。しっかり勝つことも大事だが、そういうところも見ていきたい」

──選手の合流日がバラバラなのは去年3月のドバイ杯と似ている。そのときの経験もスタッフ側としては生きるか。
「怪我人が出るかもしれないし、体調を崩す選手も出るかもしれない。その中で最善を探すことは必要。そのためのメンバー選考でもある。緊急事態になっても対処できるポジション選考もしているし、そういうところはスタッフとコミュニケーションを取りたい」

──今回のキャプテンは決まっているか。
「まだ決めていない。スタッフと話して決めているが、いまのところは決めていない。明日の試合に出る選手からしっかりと決めたい」

──いよいよ予選が始まる。心境の変化はあるか。
「緊張感もしっかりある。何回も言うように一試合に向けての準備は、毎回の強化遠征と変わらない。その中に公式戦があるので、しっかりと勝つことを見据えて準備をしたい」

──これからミーティングをする。伝えたいことはあるか。
「昨日も伝えているし、今日も集まってミーティングで伝えている。普段活動している選手や初めて来ている選手ではないので、アプローチはしている。その都度必要な分だけ伝えたい」

──選手たちの表情はどうか。
「今日来た選手たちは時差がないのですごく元気。このチームで活動をたくさんしている選手なので、明日に向けて準備をしてくれると思う」

(取材・文 石川祐介)


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Source: サッカー日本代表

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