アジアカップを戦う日本代表は27日、カタール・ドーハの練習施設でトレーニングを行った。冒頭15分間が報道陣に公開され、前日26日に今大会中初めて完全合流していたMF三笘薫(ブライトン)もフルメニュー参加を継続。ボール回しや5対5のポゼッション練習に加わっていた。
前日26日のトレーニングはリカバリー調整だったインドネシア戦(○3-1)の先発メンバー10人(フィールドプレーヤー)も公開部分にフル参加。31日の決勝トーナメント1回戦バーレーン戦に向けた調整が本格的に始まる形となった。
この日はドーハ日本人学校の小中学生22人が練習場を訪れ、日本代表選手たちと交流。練習前には日本人学校に関する即席クイズ大会も開かれ、主将のMF遠藤航(リバプール)、現地カタールでプレーするDF谷口彰悟(アルラーヤン)らが真剣に答えていた。
また日本人学校の児童・生徒数に関する問題ではMF久保建英(ソシエダ)が一発正答。事前知識はなかったはずだが、さすがの勝負強さを見せた。そんな久保は子どもたちから一際大きな歓声を浴びると、ゴールパフォーマンスでおなじみの『K』ポーズを連発。ムードメーカーっぷりもいかんなく発揮していた。
日本人学校の子どもたちは選手たちとの記念撮影を行った後、この日、27歳の誕生日を迎えたDF板倉滉(ボルシアMG)の誕生日セレモニーにも参加。久保の号令で選手たちと共にスペイン流の花道を作り、その間を通る板倉をタッチで祝福していた。その後はピッチサイドで練習も見学。貴重なひと時を過ごしていた。
(取材・文 竹内達也)
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Source: サッカー日本代表
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