マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、今季限りでの退任を表明したリバプールのユルゲン・クロップ監督について言及した。スポーツ専門メディア『ジ・アスレチック』が伝えている。
グアルディオラ監督とクロップ監督はブンデスリーガ時代にバイエルンとドルトムント、現在はシティとリバプールをそれぞれ率い、長年にわたってしのぎを削ってきた。
シティ指揮官は26日のFAカップ4回戦トッテナム戦(○1-0)後、『ITVスポーツ』のインタビューで次のように語っている。
「少し驚いている。彼は本当に素晴らしい監督だ。私は彼のことをよく知っている。彼は人間的にも素晴らしい人だ。彼が去っていくことで、私たち(シティ)の一部も去っていくような気がする」
「リバプールは長年にわたって最大のライバルだった。私にとってにも、彼は最大のライバルだった。個人的には彼がいなくなるのは寂しい。彼がいなくなれば、少しはよく眠れるだろうから、少しホッとしているよ。彼の幸せを祈っている。彼は認めないだろうけど、必ず戻ってくるよ」
「リバプールと対戦する前の数日間は、ほとんど悪夢のようだった。私はそのニュースにショックを受け、マンチェスター・シティの一部が何かを失うような気がした。彼とリバプールなしでは、ここでの私たちの時代を定義することはできない。それは不可能だ」
2015年からリバプールを指揮し、プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、FAカップ、リーグカップ、クラブワールドカップなどを制覇してきたクロップ監督は、退任を決断した理由について「エネルギーが尽きたから」と明かしている。
2025年夏に現行契約が切れるグアルディオラ監督は「どの監督も(エネルギーレベルは)低い。同じ場所に何年もいる。私はバルセロナでもそれを感じた。私は彼のことを完全に理解している」とクロップ監督に共感しつつ、「私は元気だ。あと1年はやりたいし、もしかしたら延長するかもしれない」と続投への意欲を示した。
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Source: 海外サッカー
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