AC長野パルセイロは30日、FW山本大貴(32)が昨シーズンをもって現役引退することを発表した。
山本はルーテル学院高時代に第88回全国高校サッカー選手権で5ゴールを決めて大会得点王を受賞。駒澤大に進学し、2014年にベガルタ仙台でプロキャリアを始めた。その後は松本山雅FC、ファジアーノ岡山でもプレーし、22年に長野へ移籍。昨季はJ3で27試合8ゴールを決めてチーム内得点ランキングで2位となったが、11月に契約満了が発表されていた。
J1で18試合1得点、J2で186試合25得点、J3で50試合17得点を記録した山本はクラブを通じ、以下のようにコメントしている。
「まずは学生時代の松橋Jr、ランザ熊本、宇土鶴城中学、ルーテル学院高、駒澤大学で出会った皆さんのおかげでサッカー面だけではなく人としての成長ができ、プロサッカー選手になれました。感謝しています。ありがとうございます」
「パルセイロから契約満了を伝えられた時は、すごく悲しかったです。年齢を重ねていく中で、一年一年が勝負のシーズンになる事はわかっていました。自分としては試合の結果だけではなく、普段の練習への取り組み方や態度、姿勢なども評価して欲しかったです。でも、チームとしては結果を出せなかったのは事実で、仕方がないと思っています」
「今思うと、最終戦でゴールを取ることができ涙したのは、これが最後だと自分の中で感じとっていたのかなあと思います」
「ベガルタ仙台、松本山雅FC、ファジアーノ岡山、AC長野パルセイロで出会ってきた全ての皆さんに、言葉では表せられない感謝の想いがあります。こんな自分を、今までありがとうございました」
「そして最後に、どんな時も支えて背中を押してくれた妻のおかげで、ここまで楽しくサッカーができました。本当に感謝しかありません。『ありがとう』」
「山本大貴の第二の人生も、よろしくお願いします」
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Source: 国内リーグ
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