チームにとってのアクシデントも自分のやるべきことは変わらない。MF旗手怜央の負傷により中盤の人数が減る中、日本代表MF佐野海舟(鹿島)に懸かる期待も高まっている。
ここまでグループリーグ初戦のベトナム戦(○4-2)と第3戦のインドネシア戦(○3-1)に途中出場しただけの佐野だが、この日も居残りでシュート練習に取り組むなど、「なかなか試合には出れてないけど、コンディションは上げれている」と調整に不安はない。
インドネシア戦、前日のバーレーン戦(○3-1)と先発した旗手のプレーについては「ライン間を取るポジショニングがうまいし、(パスを)もらったあとにいろんな選択肢がある中でゴールに直結するプレーは勉強になる」と指摘。そのうえで「今の自分に(旗手)怜央くんのプレーはできない。しっかり前から体を張って、ボールを奪って前に運ぶことが自分にできるプレーだと思う」と、出番に備えている。
ボランチでは累積警告1枚のMF遠藤航がここまで全4試合にフル出場しており、ここから中2日、中3日、中2日で試合が続く連戦を乗り越えいくうえで佐野の力も必要になる。「やることは今までと変わらないけど、(旗手)怜央くんの思いも背負ってやることが必要なのかなと思う」と力を込めた。
(取材・文 西山紘平)
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Source: サッカー日本代表
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