中2日の連戦にも意欲を見せた。グループリーグ最終戦のインドネシア戦(○3-1)、決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦(○3-1)と2試合連続フル出場中の日本代表DF毎熊晟矢(C大阪)。準々決勝のイラン戦まで中2日ということもあり、メンバーの入れ替えも予想されるが、毎熊自身は「(試合から)2日目だけど、だいぶ回復して、万全のコンディションでやれると思う」と強調した。
対戦相手のイランについては「僕が出た2試合より数段上の相手。個々のクオリティーも高い。そういう相手にどれだけやれるかが大事」と警戒する。すでに映像でも分析しており、「今までの相手より攻守のクオリティーが高いし、インテンシティーも高いチーム」と印象を語った。
マッチアップしそうな相手も研究済みだ。イランの左サイドバックはDFエフサン・ハジサフィ(AEKアテネ)が4試合中3試合に先発。左サイドハーフではFWメフディ・ガエディ(イテハド・カルバ)が全4試合に先発し、ここまで2得点を挙げている。
「左サイドバックの選手は経験ある選手で、勢いのある選手という印象を受けている。サイドハーフは常にゴールを狙っているし、ボールを持っても仕事ができる選手」。バーレーン戦では2得点を演出するなど特に攻撃面で特長を見せた毎熊だが、より強敵となるイラン戦に向け、「個人の勝負になる場面も増えると思う。守備でもしっかりやれるところを出せれば」と意気込んだ。
この日、チームからの離脱が正式決定したMF伊東純也については「詳しいことは分からないし、言えない立場だけど」と前置きしたうえで、「(伊東)純也くんに関して、チームの僕たちは100%味方であるということは強く言えるし、僕たちが勝つことで少しでも純也くんにプラスになるならば、そのためだけでも戦いたいという気持ちはある」と、自身の思いを吐露した。
(取材・文 西山紘平)
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Source: サッカー日本代表
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