マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドがイングランドでの生活に不満を感じ、レアル・マドリー移籍を希望しているといったスペイン国内の報道について、ジョゼップ・グアルディオラ監督が言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
ハーランドは昨季にドルトムントから加入し、公式戦53試合52ゴールの活躍でシティの3冠達成に大きく貢献した。今季も公式戦23試合19ゴールと得点を量産していたが、12月に負傷して戦線離脱。先月31日のプレミアリーグ第22節バーンリー戦で途中出場し、待望の復帰を果たした。
グアルディオラ監督は5日の第23節ブレントフォード戦に向けた会見でスペインの報道に関して質問され、「私は分からない。(ハーランド陣営が)満足しているかどうかはマドリーのメディアに聞かなければいけない。もしかしたら、彼らは我々よりも多くの情報を持っているかもしれない」とコメント。さらに次のように語った。
「私も、我々も、彼が不満を抱いているとは思っていない。彼は怪我で2か月間プレーできなかったからね。でも、スペイン、特にマドリーのメディアは、私たちよりも多くの情報を持っているのかもしれない」
「彼が加入直後から示したレベルを考えれば、すぐに適応できなかったとか、加入以来調子が良くなかったとは言えない」
「我々は、あなた(メディア)が言うことや、人々が言うことをコントロールすることはできない。彼が満足しているか満足していないかにかかわらず、彼は自分の決断を下すだろう」
スペインの報道では、レアルはハーランド獲得のために約1億7000万ポンド(約320億円)の契約解除金を支払う用意があると言われている。ハーランドの友人でドルトムント時代のチームメイトであるMFジュード・ベリンガムの存在も、レアル行きを望む理由の1つとされているようだ。
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Source: 海外サッカー
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