6日、千葉市内でインテル・マイアミがプレシーズンマッチの前日練習を行った。7日に国立競技場でJ1王者・ヴィッセル神戸と対戦する。
二転三転の前日練習となった。もともと午後4時半からのスタートだったが、5日に1時間遅れとなる午後5時半への変更が発表される。しかし、きょう昼の前日会見で改めて当初の予定通りとなる午後4時半の開始に戻り、さらに最終的には冒頭15分のみ公開となった。撮影エリアも急きょ大幅に制限された取材陣は、混乱する様子を見せていた。
それでも選手たちは午後4時半を過ぎても室内から出てこなかったが、午後5時にようやくピッチに登場。怪我の影響で神戸戦の出場も不安視されるFWリオネル・メッシやFWルイス・スアレスも姿を現し、MFセルヒオ・ブスケツ、DFジョルディ・アルバらチームメイトとともに練習を行った。
4日に香港で行われた親善試合ではメッシやスアレスが出場せず、現地ファンから大批判を浴びた。騒動は、香港政府も公式に失望したと表明するほどに発展する。今日昼に都内で行われた会見で、メッシは香港での欠場理由を説明。「サウジでの1試合目に内転筋に違和感があった」と先週の親善試合で負傷していたことを明かしていた。
メッシは会見で「今日午後の練習でコンディションを確認したい」と語っていたが、その練習で元気な様子を見せた。練習ではビブス組とビブス無し組に分かれ、ミニゲームを実施。メッシ、スアレス、ブスケツ、アルバはいずれもビブスを着用していた。ビブス着用が先発組を意味するのかは定かではない。しかし、少なくともプレーできる状態に戻りつつあることは明らかとなった。
(取材・文 石川祐介)
Source: 海外サッカー
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