チケット代の返金騒動に揺れていたインテル・マイアミの香港ツアーだが、チケット代の半額が返金されることになりそうだ。香港メディア『大紀元時報』が伝えている。
プレシーズンのアジアツアーを行ったインテル・マイアミは、サウジアラビアで2試合、香港で1試合、そして日本で1試合と約10日間の強行日程を消化。ただ香港での試合のみ、チームの目玉であるFWリオネル・メッシやFWルイス・スアレスが出場することはなかった。
試合が行われた香港スタジアムには満員近くの観客が集まったが、肩透かしに大ブーイングが飛び交い、チケット代金も高額に設定されていたことで返金を求める大合唱がされた。
メッシはサウジアラビアでの試合で内転筋を痛めていたことを明かしたが、3日後に日本で行われた神戸との試合に30分間出場したことも、現地の更なる怒りを買っていた。メッシ自身は「プレーしたかったが、残念ながら難しかった」と釈明していたが、騒動が収まる気配をみせていなかった。
そこで主催者が大きな決断に出たようだ。報道によると、9日になってイベントを主催するタトラー・アジアが、チケット購入者にチケット代の半額を返金すると発表。イベント収益も公表し、1300万香港ドルの利益が出たというが、払い戻しに5600万香港ドルを要することから、4300万香港ドル(約8億2100万円)の損失を出すことになるという。
Source: 海外サッカー
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