[2.10 エキシビションマッチ 広島1-2G大阪 Eピース]
メモリダル弾は後半3分に生まれた。サンフレッチェ広島はDF山崎大地が出したロングフィードでチャンスを作ると、FW大橋祐紀が落として左サイドからMF東俊希がクロスを上げる。これをFWピエロス・ソティリウが頭で合わせてゴールネットを揺らした。
広島サポーターの目の前で決まったエディオンピースウイング広島での初ゴール。こけら落としゲームに詰めかけた2万6418人の大歓声を浴びた。得点後には弓矢パフォーマンスを披露した助っ人FWも「雰囲気が素晴らしかった。声も後押ししてくれた」と感心していた。
チームは終盤の失点で逆転負けを喫したが、ミヒャエル・スキッベ監督は「きょう重要だったのは、新スタジアムの雰囲気を多くの選手が味わうことだった」と強調。「その意味ではベンチ入りした全選手を起用することができた。終盤にカウンターを多く受けたことは課題として残ったが、開幕まで残り2週間あるのはよかった」と前向きに話した。
そして選手たちも新スタジアムの雰囲気を感じ取った様子。MF満田誠が「たくさんの方が入って、自分たちの声も聞こえないくらいだったので、凄いなと感じた」と話せば、DF山崎大地も「素晴らしい環境でできたので、やっぱりサッカーって最高だなと思いました」と感慨。そのうえでシーズン開幕戦となる23日の浦和戦に向け、修正を誓っていた。
(取材・文 児玉幸洋)
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