ゴールキーパー大国ドイツの若き守護神が、日本代表入りも視野に入れているようだ。ドイツ『キッカー』が1月31日にフォレンダムGK長田澪(登録名:ミオ・バックハウス/19)のインタビュー記事を掲載した。
ドイツ人の父と日本人の母を持つ長田は、メンヒェングラートバッハで生まれ、川崎で幼少期を過ごした。川崎フロンターレの育成組織でサッカーを始め、DF高井幸大(川崎F)、DF松長根悠仁(福島)らと共にプレー。18年にドイツへ帰り、ブレーメンの下部組織に入団し、今季よりレンタルでフォレンダムに加入した。
長田は194㎝の長身を誇る大型GK。ヨーロッパのトップリーグでは2番目に若い19歳という年齢で「背番号1」を託され、ここまでエールディビジ(オランダ1部)20試合に出場している。U-15日本代表で一度日の丸を背負うも、それ以降は年代別のドイツ代表を選択。そんな若き守護神の動向を日本サッカー協会(JFA)が追っている。
ドイツ紙によれば、森保一監督がブレーメン時代に視察を行っており、U-23日本代表の大岩剛監督もオランダへ訪問し、コンタクトを取ったという。
「もちろん、そのこと(日本代表)は視野に入れているし、日本からの関心はとても嬉しい。代表監督がすでにブレーメンに来ていることや、U-23の監督がオランダの私のところに来ていることは、当たり前のことではない。それは私にとって何か意味がある。急には決められない難しい決断だ。すでにいろいろと考えている」
また、昨年末には日本代表のトレーニング施設・JFA夢フィールドを見学した。「トレーニングセンターを見て、シニアの代表チームに挨拶することができた。もちろん、2年後のワールドカップでプレーする機会があれば、とてもエキサイティングだと思う」。長田は日本代表を選択する可能性を示しつつ、「まだ具体的には言えないので、時間をかけて考える」と明言は避けた。
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Source: 海外サッカー
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