バルセロナの苦戦が続いている。前日に首位のレアル・マドリー戦で敗れた2位・ジローナとの勝ち点差を縮めるチャンスとなった11日のグラナダ戦で、降格圏のクラブを相手に3-3で引き分けた。
すでにシャビ・エルナンデス監督が今シーズン限りでの退任を表明しているなか、16歳のFWラミネ・ヤマルが2ゴールを決めるも勝利を逃した。これで首位との勝ち点差は10。4位のアトレティコ・マドリーも敗れたことで3位は死守したが、残り14試合のラ・リーガで苦しい状況にあることは変わりない。
地元メディアの『カタルーニャ・ラジオ』によると、クラブのジョアン・ラポルタ会長はグラナダ戦の結果に激怒し、暴言を吐きながら食べ物で埋まっているトレーを投げ飛ばしたという。ただ『ザ・アスレティック』はシャビ監督が「僕に対して切羽詰まりすぎないよう、まだ試合は多く残っていることをいつものように言ってくれた。もちろん残念がってはいたけれど」とコメントしたことを報じており、指揮官の前では冷静さを保ったようだ。
バルセロナは17日にセルタと戦い、21日には重要なUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦のナポリ戦を行う。
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Source: 海外サッカー
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