アジアカップ準決勝で敗退した韓国代表に内紛騒動が起きていたと、イギリス『ザ・サン』が13日に報じた。
韓国は同大会でグループEを1勝2分の2位で突破。決勝トーナメント1回戦でサウジアラビア代表をPK戦の末に下し、準々決勝でも延長戦を経てオーストラリア代表を退けたが、続くベスト4でヨルダン代表に0-2で敗れた。
同紙によると、その準決勝を前にした夕食の席で内紛が勃発。当時、MFイ・ガンイン(パリSG)を含む一部の若手メンバーが卓球を楽しむため、夕食を早めに済ませたという。だが、キャプテンのFWソン・フンミン(トッテナム)は、チームの絆を深める機会とされる食事の場を早く離れることに不満を抱き、彼らと言葉を交わした後に口論へと発展。その際に指を脱臼したとみられる。
ある関係者は『サン・スポーツ』に対し、「どこからともなく口論が始まった。何人かの若い選手たちは食べるのがとても早く、卓球をするために他の選手たちを残していった。ソンが戻って座るように言った時、無礼なことを言われた。ほんの数秒のうちに、選手たちは食堂エリアにあふれ出し、彼らは引き離された。ソンはみんなをなだめようとして指に怪我をした」と明かした。
韓国は騒動の翌日、枠内シュートを1本も打つことができず、FIFAランキングで64位下のヨルダンに完封負け。ソン・フンミンは右手の指2本にテーピングを巻いて出場していた。その後、母国の敗退に伴い、トッテナムに復帰。10日に行われたプレミアリーグ第24節ブライトン戦(○2-1)の時点でも治っておらず、同様に右手を固定した状態でプレーしている。
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Source: 海外サッカー
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